【感想・ネタバレ】エロイカより愛をこめて 24のレビュー

1976年から今も連載中の長寿作品。国際手配中の美術品窃盗犯「エロイカ」は、自由奔放で金髪巻き毛の美貌の伯爵。対立するもう一人の主役は、NATO軍情報部・ボン支部の「エーベルバッハ少佐」。通称「鉄のクラウス」と呼ばれ戦車のごとく暴れまわる。正反対の二人のどつき漫才が面白い。
ヨーロッパ各地の歴史的芸術品やスパイアクション、東西の対立…等。まったくもって少女マンガらしからぬ硬派な漫画。東西ドイツ統一のニュースには真っ先に「少佐はどうなっちゃうの!?」と思い、ソ連崩壊には「(旧ソ連エージェントの)仔熊のミーシャはどうなるの!?」と思い、つい現実とリンクして考えてしまう。
ストイックな少佐の筋肉美もイイヨ!(※注意:第1話はメインキャラが違ったのだが、少佐の登場で彼らは消えたので、第2~3話からがオススメ!)

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Posted by ブクログ

「エーベルバッハ中佐」後篇と「パリスの審判」Part 1を収録。
『「エロイカ」の歩き方』を読んでいたら、エロイカ本体も読みたくなった。大昔のは何度も読んだが、冷戦終結後の再開以降の話は、あまり読んでなくて、どんな話だっけ? 状態だったので。
クラナッハの贋作、冷戦終結・独露宥和、ナチス残党の3題話で、ロシアとスペインで大騒動。クラナッハ「パリスの審判」という選択も絶妙。
1999年刊なので連載は98~99年か。このころケータイはまだそれほど一般的ではなかった!

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2011年01月05日

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