【感想・ネタバレ】呉越春秋 湖底の城 六のレビュー

あらすじ

天才軍師・孫武を迎え入れた呉は、連戦の末に楚都を陥落させた。呉軍を率いる伍子胥は、殺された父兄の仇を討つため、平王の墓を暴き、屍に三百回も鞭を打つ。虚しさを感じつつも復讐をはたした伍子胥のもとに、孫武の病の報せが舞い込んだ。中国歴史小説の第一人者が綴る春秋戦国絵巻。心を揺さぶる伍子胥篇。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

復讐者・伍子胥としてのエピローグ。全ての景色が単色に見えるほどに仄暗さが伍子胥を覆う。ただひとりで国をも潰えさせた復讐劇も、寂寥感が伍子胥を包み込む。伍子胥を中心とした春秋時代は新たな戦国時代へのプロローグとなる。

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2019年03月19日

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