【感想・ネタバレ】魔王 JUVENILE REMIX 6のレビュー

伊坂幸太郎 / 大須賀めぐみ

前市長の自殺により行われる次期市長選挙。安藤は犬養の協力者で選挙候補者である辰美の演説会場で、犬養を腹話術で失脚させるため待ちかまえるが、一向に現れない。失望しかけた安藤に、6日後の決起集会に犬養が現れるとの情報が入り、運命のカウントダウンが刻み始めた！ しかし、開催場所についてはチラシにも全く書かれておらず…

[ブクログ · ★★★★★]

まず表紙ですが、この人選は想定外すぎる・・・。名前のある、他の登場人物が不憫すぎる･･･。
それはおいといて、６巻はとてつもなく面白いです。ほとんどが安藤対マスターの話ですが、
圧倒的な力を持つマスターにどう挑むのか、そしてラスト数ページは圧巻です。
「「考える」それだけが俺の・・・唯一の武器！」「怖くない、怖くない・・・怖くない!!」

あ、蝉もスズメバチさんも今回は出番ありません。他には・・・誰か死んじゃったような気がするが・・・。

[ブクログ · ★★★★☆]

ぬおぉぉぉぉぉぉ！！！
マスターVS安藤！！なんだよこれ、すんごい壮絶すぎてもう・・・目がはなせないじゃね～～～～か～～～～！！！
すごいやばいんですが・・・。
あとは、兄と弟の別れのシーン。あぁ、安藤はもう命と引き換えにするつもりだと感じました。ちょっと泣きそうになったやないかコノヤロー！！
潤也もそんな兄を感じとったんやろな～と思ってしまう・・・。
そういう意味でものすごい神がかっている巻だと思う。