【感想・ネタバレ】遊☆戯☆王 モノクロ版 21のレビュー

―行けブラック・マジシャン!黒・魔・導!
―青眼の白龍の攻撃!滅びのバースト・ストリーム!

男子諸君の大半が発してきたであろうこの台詞。20年余りを過ぎても尚アニメシリーズが続いており、世界中を熱狂させているTCG(トレーディングカードゲーム)の原典となる作品。
主人公の少年・武藤遊戯は千年パズルを解いたことでもう一人の人格(通称・闇遊戯)を心へ宿すことに。親友の城之内克也、ライバルの海馬瀬人をはじめとした様々な宿敵達と出会い、闘い成長していくカードバトル漫画!!…というイメージが強いですが、実は作品初期はカードだけでなくもっと色々なゲームをしていました。『遊☆戯☆王』は作品全体で見ると、以下の章に分かれて構成されています。

第1章 学園編
第2章 DEATH-T編
第3章 RPG(モンスターワールド)編
第4章 決闘者の王国(デュエリスト・キングダム)編
第5章 D・D・D(ドラゴン・ダイス&ダンジョンズ)編
第6章 バトルシティ編
最終章 王の記憶編

アニメ版〝遊☆戯☆王デュエルモンスターズ〟を視聴していた方は第4章以降のデュエルシーンの印象が強いかと思いますが、それまでは毎回違うゲームで戦う数話完結型の内容でした。アウトローなギャンブルから実際にありそうなホビー・携帯ゲームまで、その内容は様々で心が躍ります。また、作品後期の闇遊戯は友情と正義のために戦うヒーローという感じですが、初期はまさしく“闇の番人”といったイメージ。敗者には恐怖とトラウマを植え付ける“罰ゲーム”を容赦なく執行する、そのダークでオカルティックな雰囲気には厨二心がくすぐられます。
物語の最終局面では、千年アイテムや闇遊戯の真実が明らかになっていくのですが、表遊戯VS闇遊戯の“闘いの儀”のラストは涙無くしては読めません…。
長きに渡って愛されるTCGの秘密は、原典が盛り立てるキャラや世界観の独自性にあるのかもしれません。
ビビッドな色使いで迫力マシマシなカラー版もおすすめ!
(カラーで見るブラック・マジシャン・ガール…いいよね)

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

王様とバクラの…!
一気読みしたので見事な爽快感でした。
表遊戯くんとバクラ(一部)の勝負が好きです。
やっばり高橋先生のえがくカードゲームは面白い、です。

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2010年01月17日

Posted by ブクログ

ファラオの記憶の世界が実はもう一人の遊戯と闇獏良の闇のゲームであることが分かり、負けることの許されない戦いとなった遊戯たち。
いよいよ、ファラオ神官団vsネクロファデスの最終決戦が幕を明ける。

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2020年09月23日

Posted by ブクログ

特に…何か時系列が滅茶苦茶なような気がしなくもないんですけれどもねぇ…ファラオ? の遊戯の話だったり、本来の遊戯の話に戻ったりしてよく分からんのですがねぇ…社畜死ね!!

ヽ(・ω・)/ズコー

特に興味を覚えた回は無いですねぇ…本来の遊戯さんが意外とゲーム強くなっていたのが意外でしたかね…

れでは…。

ヽ(・ω・)/ズコー

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2022年09月14日

Posted by ブクログ

表紙で分かるとは思いますがキサラ(ブルーアイズ)と神官セトの話。アニメで様々な描写をプラスされているこの二人ですがコミックスの信頼とかそういったものも私は好きです。

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2010年03月24日

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