【感想・ネタバレ】遊☆戯☆王 モノクロ版 18のレビュー

―行けブラック・マジシャン!黒・魔・導!
―青眼の白龍の攻撃!滅びのバースト・ストリーム!

男子諸君の大半が発してきたであろうこの台詞。20年余りを過ぎても尚アニメシリーズが続いており、世界中を熱狂させているTCG(トレーディングカードゲーム)の原典となる作品。
主人公の少年・武藤遊戯は千年パズルを解いたことでもう一人の人格(通称・闇遊戯)を心へ宿すことに。親友の城之内克也、ライバルの海馬瀬人をはじめとした様々な宿敵達と出会い、闘い成長していくカードバトル漫画!!…というイメージが強いですが、実は作品初期はカードだけでなくもっと色々なゲームをしていました。『遊☆戯☆王』は作品全体で見ると、以下の章に分かれて構成されています。

第1章 学園編
第2章 DEATH-T編
第3章 RPG(モンスターワールド)編
第4章 決闘者の王国(デュエリスト・キングダム)編
第5章 D・D・D(ドラゴン・ダイス&ダンジョンズ)編
第6章 バトルシティ編
最終章 王の記憶編

アニメ版〝遊☆戯☆王デュエルモンスターズ〟を視聴していた方は第4章以降のデュエルシーンの印象が強いかと思いますが、それまでは毎回違うゲームで戦う数話完結型の内容でした。アウトローなギャンブルから実際にありそうなホビー・携帯ゲームまで、その内容は様々で心が躍ります。また、作品後期の闇遊戯は友情と正義のために戦うヒーローという感じですが、初期はまさしく“闇の番人”といったイメージ。敗者には恐怖とトラウマを植え付ける“罰ゲーム”を容赦なく執行する、そのダークでオカルティックな雰囲気には厨二心がくすぐられます。
物語の最終局面では、千年アイテムや闇遊戯の真実が明らかになっていくのですが、表遊戯VS闇遊戯の“闘いの儀”のラストは涙無くしては読めません…。
長きに渡って愛されるTCGの秘密は、原典が盛り立てるキャラや世界観の独自性にあるのかもしれません。
ビビッドな色使いで迫力マシマシなカラー版もおすすめ!
(カラーで見るブラック・マジシャン・ガール…いいよね)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

全巻読んだ。

バトルシティ編完結の18巻。自分の中の悪(闇人格)を切り離し、犯した罪を他人(遊戯)に転嫁して、自分の正義(仇討ち)のためには手段を選ばなかったマリク。戦いの中でその悪の本当の意味を知り、罪を引き受けることにより、自分自身を取り戻す。その姿は全巻を通して最も感動的なもののひとつだろう
瀕死のリシドの前での、死を覚悟したマリクのモノローグが印象深い。

キャラクターたちがこのバトルシティで、それぞれの生き方への答えの糸口を見出していく。ひとつのクライマックス、その完結編。

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2013年07月20日

Posted by ブクログ

ちょっと中だるみというか、引っ張りすぎたデュエルだと思いましたけれども、まあいいか…社畜死ね!!

ヽ(・ω・)/ズコー

まさかマリクさんがああなるとはねぇ…まるでワンピースみたいな展開…とか言ったら言い過ぎか…社畜死ね!!

ヽ(・ω・)/ズコー

瀬戸さんもなんだか改心したようだし、今後はどういった展開が望めるのか…取り合えず、これにてバトルシティ編は完結ですね!

さようなら…。

ヽ(・ω・)/ズコー

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2022年09月03日

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