あらすじ
王都に住む子爵令嬢・クラリスは、「ファーレンハイトの宝石」とも称される美しい姉と常に比較され、家族に虐げられ、目立たないよう陰で生きてきた。クラリスが十九の歳、「人食い辺境伯」と呼ばれるジークフリート・グーテンベルグの戦果の褒賞として姉の身代わりで嫁ぐことになる。ところが辺境伯ジーンは、無口で無表情ながらもクラリスを思いやる、包容力に溢れた魅力的な人物だった。しかし「身代わり花嫁」であることに負い目を感じるクラリスは、なかなかジーンへ心を預けられないでいた。そんな折、王都より姉の結婚の知らせが届き、ジーンと王都に向かうことになり……? 不遇の令嬢が辺境の地で最愛の人と幸せになる王道ラブファンタジー! 分冊版第4弾。
※本作品は単行本を分割したもので、本編内容は同一のものとなります。重複購入にご注意ください。
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匿名
おもしろい
よくある話のパターンなのかと思ってたけど、絵がもう美しいし、お城とかドレスとか暮らしが華やかでワクワクしながら読める
匿名
イイね
主人公の誠実さと謙虚さがイイ!イケメンも眼福です。意地悪な妹にも割と早めに制裁が下るのも痛快でいいと思います。
匿名
ジーン様は
ジーン様は異名とは全く違ったかたで国の事をとても大切の思われていてクラリスの話も最後まで聞いてくれて自分が身代わりの花嫁だと言った後無言になったのは少し怖い!
匿名
4
クラリス・ファーレンハイトは王都に住む子爵令嬢である。
クラリスには「ファーレンハイトの宝石」と称されるマチルダという姉がいるが平凡なクラリスは姉と比べられてみじめな人生を送ってきた。
マチルダに来た「人食い辺境伯」との縁談を代わりに受けることになったクラリスは馬車で三日かけて辺境伯の館にやってきた。
そうして対面したジークフリート・グーテンベルグ辺境伯はあだ名とはずいぶん印象の違う男性だった。
長旅で疲れたクラリスを気遣い、彼女が実家でおかれていたかもしれない状況を察したらしいジークフリート。
王都の華やかな男性たちとは違う空気をまとっている空気が物理的なものも作用しているのかもしれないと屋敷の構造を見ながらそう思うクラリスだった…。
ヒロインが姉の身代わりですっていうカミングアウトに対して、ジークフリートさまはどういうことを思っているのか、マイナス感情は伝わってこないけれど、なんだか宙ぶらりんにされてしまった感じがします。
ヒロイン、とうとう自分が身代わりの花嫁だってことを伝えています。でも、その時の辺境伯さまの反応がどういうことなのか、まだわからないなって思いました。
ジーンさま、ヒロインがファーレンハルトの宝石は自分じゃないって告白した時に、何か言おうとしていたけれど結局言わなかったけれど、知らなくて驚いたって感じはなかったかもって思いました。
ヒロインの真面目で誠実な人柄が出ている巻です。やっぱり騙していることはできなくて、早々に身代わりだって言ってしまいました。
匿名
「宝石」を望まれて、その「宝石」の身代わりとしてきたのでそのことを伝えるのにはとても勇気が実用だったと思うし、知った後どうなるか不安だっただろうけど、いったのがすごい、、
きっと大丈夫だよ!!