あらすじ
6人目の王妃は誰だ――!?
1542年、2月――
ロンドン塔のタワー・グリーン。
大人たちの都合で祭り上げられ、わずか17歳にして“5番目の王妃“となった少女が、
ただ恋人を愛したばかりに裁かれ、数多の血を吸い込んだ断頭台に上ろうとしていた。
「私がお前のために祈ろう」
庶子であり、無力な7歳のエリザベスの言葉は、彼女の魂を救うのか。
それから半年後。
22歳になったウィリアム・セシルは、
父王であるヘンリー8世の存命中に、エリザベスの王位継承権復活を目指す。
「あの王はいつも女で動く」
目的遂行のため、助言を得たセシルが目指したのは、
“6番目の王妃”の擁立だった――!!
第二章“王妃交代劇編”クライマックス!!
『あさひなぐ』のこざき亜衣先生の本格歴史マンガ!
主人公ウィリアム・セシルは、のびのびとした少年であったが、衣装担当宮内官である父に連れられてヘンリー8世が王として構える王宮に向かったことで、彼の人生を急激に変えることになる存在、未来の女王エリザベス1世に出会う。
無垢な少年セシルは、どのように女王エリザベス1世に仕えることになるのか。近世イングランドのドロドロな政治事情と人と人との関係性が丁寧に描かれている作品なので、歴史が好きな方はもちろん、歴史をこれから学びたい、興味がある!という方にもぴったりです!
現代にも通ずるところのある女性・男性それぞれに特有の生きづらさ、そして、それらに立ち向かうそれぞれの立場の勇気や強さ、したたかさが感じられ、どのキャラクターも魅力的に映ること間違いなし!
セシルの、そしてそれ以外の立場から見る「正しさ」。様々な「正しさ」に向き合い、激闘するセシルを見届けてみませんか?
感情タグBEST3
あさひなぐから
あさひなぐから読んでます。
今回は全然違うお話だけど面白いですね〜
人間模様が描かれていて
そして貴族 階級と複雑ですが物語が絡まっていて次がすぐ読みたくなってしまいます!
次巻もたのしみです。
Posted by ブクログ
・キャサリン・ハワード処刑
・セシルとメアリに長男・トマスが誕生
・スコットランド、ソルウェイ湿原でイングランドに大敗
・メアリー・スチュワート誕生、女王に即位
・メアリ、死去
・キャサリン・パー、ヘンリー8世と結婚
・メアリとエリザベスの王位継承権が復活
・ジョン・チーク、エドワード王子の家庭教師に。
匿名
この辺りの史実にまったく詳しくないので、純粋に展開にハラハラしている。先が知りたいけど、とりあえず検索はしない!!知ってても面白いんだろうけど。。、
スコットランドのメアリ、イングランドのエリザベス、生まれたね~
次巻は二人の邂逅のようだけれど、今巻でも男女の想いや打算が交錯し、グッチャグチャになるかと思いきや… ある未亡人の聡明さがイングランド王室を纏めていく…