【感想・ネタバレ】セシルの女王 8のレビュー

あらすじ

誰もが、“王の死”を待つ世界で。

1546年――

肥大化した身体と、亡き父と兄の幻影に苦しめられ、
誰にも理解されぬ孤独と不安に喘ぐ国王、ヘンリー8世。


「王妃キャサリン・パーに不貞の疑いあり」

政権奪取を狙う保守派層は、そんな王の心に付け入ろうと、
虚偽の注進に及ぶ。

王家の家族再生を叶えた、罪なきキャサリン・パーの運命は。

“来るべき日”に備え、自らを鼓舞する王子エドワードは。

そして、ある夜、
王として生きる者の孤独を誰より理解する“二人”が
抱えることとなった秘密とは――

歴史が音を立てて動く、激震の第8集!!

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『あさひなぐ』のこざき亜衣先生の本格歴史マンガ!

主人公ウィリアム・セシルは、のびのびとした少年であったが、衣装担当宮内官である父に連れられてヘンリー8世が王として構える王宮に向かったことで、彼の人生を急激に変えることになる存在、未来の女王エリザベス1世に出会う。
無垢な少年セシルは、どのように女王エリザベス1世に仕えることになるのか。近世イングランドのドロドロな政治事情と人と人との関係性が丁寧に描かれている作品なので、歴史が好きな方はもちろん、歴史をこれから学びたい、興味がある!という方にもぴったりです!

現代にも通ずるところのある女性・男性それぞれに特有の生きづらさ、そして、それらに立ち向かうそれぞれの立場の勇気や強さ、したたかさが感じられ、どのキャラクターも魅力的に映ること間違いなし!

セシルの、そしてそれ以外の立場から見る「正しさ」。様々な「正しさ」に向き合い、激闘するセシルを見届けてみませんか?

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感情タグBEST3

匿名

ネタバレ 購入済み

やっと崩御したヘンリー8世。エドワードが頼りなさすぎるのもあるが、強い王様は代替わりに弱い……というのがよくわかった。

#アツい

0
2025年06月15日

匿名

ネタバレ 購入済み

ヘンリー8世永眠

 それぞれが己の欲望に忠実でギラギラしていて本当に目力のある作品と再認識した。また今巻ではエリザベスは統治という思考なのに、他は支配という視点なのが鮮やかに描かれていたように思う。

 エリザベスの容姿が綺麗になったと思うのだけれど… ジト目顔は変わらないのに… 何故?

#タメになる #ドロドロ #ダーク

0
2025年02月01日

Posted by ブクログ

イングランドの歴史やキリスト教の宗教改革と欧州王室の関係がテキストより頭に残る。
やっとヘンリー8世が亡くなったところ。まだまだエリザベスの覇権までの
道のりは長い。私の興味が歴史にあるうちに話が進むかが心配。

1
2025年06月25日

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