【感想・ネタバレ】ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 IX 人の死なないミステリのレビュー

あらすじ

書き下ろし作品が本屋大賞にノミネートされたことで、作家としての評価が少しずつ高まってきていた李奈。そんなある日、岩崎翔吾絡みで因縁のある出版社、鳳雛社の編集者から新作執筆のオファーが舞い込む。数多くの作家が代表作を発表してきた文芸ひとすじの老舗からの誘いに、喜び勇んで会社を訪ねる李奈だったが、そこから思いもよらない事件に巻き込まれていく――。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

人の死なないミステリー、の副題に相応しい一冊。よくよく考えるとこの副題から、編集者が無事なことが伝わってくる。
前回までは事件の規模が大きくなりすぎて、主人公の活躍に違和感を感じさせたが、今回は少人数の中の物語で自然に読めた。
一方で、相変わらず出版社や編集者は嫌味な人物として描かれている。小説家を減らそうという試みかな?と思うほど出版界は嫌な世界に見えてくる。

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2025年10月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

本屋大賞にノミネートされた事により、徐々に評価が上がってきた李奈。そんな中、純文学に定評がある鳳雛社から執筆のオファーが舞い込み…

ヒロインが難病に侵され、死にエンドの風習がヒットの法則と言うやり手編集者に、真っ向から挑んだ李奈。流されずに自分を貫く強さが加わった気がします。

そして、ついに李奈が全国的にメジャーになって本当に良かったです。バイトせずに専業作家で食べていける日がくるのを待っています!

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2023年10月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

早くもシリーズ9作目

相変わらず巻き込まれてます。

でも、今作はあまり大きな事件という訳でもなく
回避もできたような気がします。

まあ、ようやく売れっ子作家になれて
よかったですね

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2023年09月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

他のシリーズ人物が出てくると何故かにやけるkitanoです
編集者全方向、将来の仕事をくれる人と考え、商業主義で作品に多大な影響を与える編集者の個性が強すぎて、コレなら大ヒット間違いなしとはならんだろう・・・と関係ない事を思っていたら、それこそ今回の事件のテーマだった
季奈の広範囲な知識も初期は空回りしていたが、だんだん天才作家としての評価がそこかしこにから・・・ラストには季奈最大のヒット作二百万部突破、なのにローソンのバオトは継続する自信不足の作家でした

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2024年07月21日

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