あらすじ
推理作家協会の懇親会に参加したラノベ作家・杉浦李奈は、会場で売れっ子の汰柱桃蔵と知り合う。後日、打ち合わせでKADOKAWAを訪れた李奈は、その汰柱が行方不明になっていることを知る。手掛かりとなるのは、1週間後に発売されるという汰柱の書いた単行本。その内容は、実際に起こった女児失踪事件の当事者しか知り得ないものだった。偶然の一致か、それとも……。本を頼りに真相に迫る、ビブリオミステリ!
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Posted by ブクログ
杉浦李奈の推論第二弾。1週間後に発売される汰柱桃蔵の「告白・女児失踪」の内容が当事者しか知りえないことから李奈は再びノンフィクションを書くために取材することになった。書店で作家が本にサインをしたりポップを書いたり、映画化前提の小説執筆以来はまずないなど裏事情が描かれていて興味深かった。場所も馴染み深かった。李奈が女児の母親祥子の心情を汲み取って取材していく様に好感を持った。それにしてもわたしはルソーの「告白」も知らない。横溝正史の悪霊島は本を読んでもないし映画も観ていない。知っていればもっと楽しめたのに。
Posted by ブクログ
実際の編集者が出てきたり、横溝正史の小説がトリックの解明につかながったりと驚きの展開が多かった。最後はひき逃げにあった娘の母親を思う優しさが李奈の推理から確証を持ち、母親に伝え、母親の心を癒した。3作目も期待大です
Posted by ブクログ
1作目ほど夢中になって読みはしなかったけど、面白かった。李奈は今作冒頭からだいぶ頼もしく思えた。
この本のメタ読みすると結構面白くて、犯人は他の出版社から出せない? 問題行為のある社名は架空とか、色々大人の事情も垣間見えて良い。
講談社の新作発表を作家がやる件とかサイン本やら書店行脚のエピソードは本筋とは関係なくて笑った。