【感想・ネタバレ】こわい本4 呪縛のレビュー

あらすじ

人の身体に巣食う恐ろしい蜘蛛に捕らわれた、美しい姉妹が味わう恐怖を描く「紅グモ」。すべて競い合ってきた兄弟の憎悪の深さに震撼する「独眼鬼」など5篇。巻末企画に草間彌生氏、ヒグチユウコ氏も登場!

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Posted by ブクログ

今回も面白かった!

前回に続き草間彌生先生との対談。
宗教はつまらない、日本の芸術もイマイチなど、なのもかも嘘偽りなく本音の対談だった。

また注目なのが、ヒグチユウコさんの楳図ものがたりがあった。
小さいころ、お小遣い代わりに本を買ってもらい、その時に楳図かずお先生の本を買ってもらったとか。
ラーが好きであの時代はホラーがロマンだったとのこと。
好きなキャラは漂流教室の関谷が好きとか。
また、楳図かずお先生の緻密な仕事ぶり、色使いも大好きとのこと。
「この補色を選ぶのか」色使いは独特で色合いがおしゃれとのこと。

紅グモ
美人姉妹の父親は蜘蛛を研究している。
そこに財産を狙った継母がくる。
なんか継母のせいで、お姉ちゃんは悪者になって、
そのせいでいつまでも人を憎んで纏わりついて、可哀想に感じた。

独眼鬼
以前も楳図かずお先生の作品で、
復讐するために何年も何年と良い人を装って、
答えが出ると裏を返し、復讐が始まる。
でも、結局復讐は出来たのに、自分の人生はそううまくいかなかった話。

残酷の一夜
短いのに怖かった。 
ある夫婦に赤ちゃんが産まれた。
そこにある男がやってきて、くじ引きの箱のようなものを持ってきて、
そこを覗けばその子の未来がわかる。
だが、その子は未来を残酷にさせる殺人犯のようになるから今から殺すべきだとのことだった。

ダリの男
面白かった!
ダリの描く絵のように自分は歪んだ顔を持っている。
大きなコンプレックス。そんな彼でも好きな人が出来た、また美人だった。
あることがきっかけで、強い信念のおかげなのか、
彼女が手に入った。
そんな彼女が自分を好きになるようにと、歪んだものがある家に閉じ込める。
その彼女の絵は今回の表紙になっている。



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2025年08月05日

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