あらすじ
王子暗殺を目論んでいた意外な犯人にショックを受けるモニカ。だが次の試練――チェス大会は目前に迫っていた。
三大名門校が覇を競うこの大会、モニカの母校・ミネルヴァも参加するのだ。旧友との再会を恐れ精一杯の変装を試みるモニカだったが、すぐに見抜かれてしまい……?
「わたしの、嘘の学園生活……これで、終わりみたい」
しかし、たとえ秘密が暴かれようと、大会に紛れ込んだ悪意は討つ! 無詠唱の魔女の決意が煌めく極秘任務・第三幕!
【1・2巻続々重版、魔女ファンタジーの新定番! 新イベント・新アイテム・新キャラ……WEB版からの加筆要素も満載!】
※本作品の電子版には本編終了後にカドカワBOOKS『聖女じゃなかったので、王宮でのんびりご飯を作ることにしました』(著:神山 りお)のお試し版が収録されています。
最強だけどコミュ障なポンコツ魔女が頑張る学園ファンタジー!
主人公の少女・モニカは極度の人見知りで恥ずかしがり屋。
人前で言葉を発することすら難しいが為に、喋らなくても魔術を使える「無詠唱魔術」を世界で唯一会得してしまった天才肌。
〈沈黙の魔女〉として王国の七賢人として選ばれた彼女に、ある日与えられた任務。
それは生徒として学園に潜入し、密かに第二王子の護衛をすることだった。
「む、無理っ、絶対無理ぃぃぃっ」(両手で顔を覆って項垂れるモニカ)
対人恐怖症のモニカにとって学園での生活は容易なものではなく、ましてや王子の顔もわからない。
任務に失敗したらと思うと頭をちらつく「処刑」の二文字。
モニカの明日はどうなっちゃうの~~?
この作品はそんな彼女の学園での様子を描いたものとなっています。
チート級スキル「無詠唱魔術」もちょいちょい行使しつつ、ビクビクしてばかりじゃ駄目だと健気に頑張る姿はつい応援したくなります。
好きなものについて語る時だけは妙に饒舌になる、天才だけど難あり少女の魅力の詰まった1作です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
正体を隠した王子と、正体を隠した護衛が、それぞれお忍びで夜遊びをし、互いのかけがえのない一夜の思い出を作る、という展開は韓国ドラマみたいで読んでいて楽しかったです。
少しづつフェリックスに対する「敵」の正体が見えてきたような気配もありますし、これまで人との繋がりを頑なに絶ってきたモニカも少しずつ他者へ心を開き始めます。
次巻では大きな展開があるかな? と期待も膨らみます。
匿名
今回もとってもおもしろかったです。
モニカが周りに影響されて、どんどんいろんなことに挑戦して頼もしくなっていくので、すごく応援したくなります。
この調子でどんな強敵もかっこよく倒していってほしいなと思います。
Posted by ブクログ
いやー、やっぱ面白かった!
チェス大会は見ていて楽しかった!!
相変わらずの美麗な表紙が最高……っ
そして変人集いの七賢人……。
七変人に変えるべき。うん。そう思う。
次も楽しみ!
すごくいい~
マンガのお試しから、こちらを購入!
よかった!モニカちゃんが色々経験して、がんばってるのも健気でかわいい。
バーニー出てきて波乱があると思ったら、違う方面の悪いやつでてくるし、おもしろかった!
続きも読まなくちゃ~
お祭りに出てきたあの人は、なんかに巻き込まれていくんだろうな。またモニカちゃんが颯爽と助けてくれるはず!
楽しみです!
Posted by ブクログ
最高に楽しかった。
チェス大会も夜遊びも色々あったけど、
読んでて楽しかった。
最後にケイシー出てきてくれて嬉しい。
バーニーとも仲良く?な感じでまた出てきてほしい。
チェスにて大活躍
名門3校によるチェス大会の代表者に選ばれた主人公モニカですが、相変わらずの臆病ぶりと初心者とは思えないチェスの腕前のギャップが面白かったです。
後半には違う事件の解決に向けて密かに活躍するのですが、第二王子との思わぬ交流の様子も良かったです。
前作でも思いましたが、巻末の他作者の作品の試し読みは本作の余韻を損なうので止めてほしいなと思いました。宣伝には1ページで充分です。
読みやすいラノベで
安心して読みすすめることができました。ヒロインの性格がとても良いです。
あとちゃんと書いておかなくてはいけないのは この物語の1〜3巻には誤植も間違った言い回しもありませんでした。
「的を射る」をひらがなで「的をいる」とするのに特徴があると思ったくらいで良い文章でした。
気持ちの良い読書ができました。
面白かった
連休明けに最初から読み直したがとても自然にかけていて3巻も大満足でした。先か気になり過ぎてなろうの方も初めから一気に読み切りました。
web版より書籍化された内容が格段に充実し高品質になって洗練されていた感じがしました。なろうて読み終わっているけど、書籍も引き続き購入したいと思います。
短すぎることなく、長過ぎて話かなかなか進まない感じもなくテンポも丁度いい!
これからも応援します!
Posted by ブクログ
アニメの最終話まで+α。少し描写が細かいところがある程度で、ほとんどアニメ版できれいに表現されていた。不良?なモニカは第二王子相手ならば多少は人間(特に男性)への苦手意識がなくなったようである。アニメ版ではきれいに終わっていたが、原作はいよいよこれからが山場へ突入することを示唆して終わっている。続きを読まねば。
Posted by ブクログ
前半はチェス大会で過去の友達バーニーと再会。
バーニー君思ったより正確ひん曲がってた。
後半は収穫祭?でお忍びで来てた王子とばったり出会って実質デート回。モニカちゃん、下着姿を人に晒しても無頓着。王子も女遊び慣れてるようで動揺しないし。シリルだったら顔真っ赤にして怒りそうだな思いました。(シリル推し)
これまでの王子様や周りの発言から本当の王子様やっぱり亡くなってますかね…。
Posted by ブクログ
私の推し様の出番は少なかったけれど、2番推しのルイスはいい感じに裏で動いてくれて安心感たるや!!
な3巻
チェス大会から、とある街での祭りの出来事。
この作品、ことの塩梅がいいんだよな。
裏がありすぎず、適度に秘密めいていて。
あと、王子様、胸キュンなことしますなぁ。それがキュンだと伝わらないもどかしさと妙な心地よさ。
思い出のプレゼントに選んだのがペリドットっていうのがまた絶妙です。重すぎず、華美すぎず、媚びすぎず、甘すぎず。淡さと友情がキラリと光る感じ。
2025.6.19
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Posted by ブクログ
いやあ、読ませる読ませる!学園代表としてチェス大会に出たモニカ。そこで因縁の人物と出会う。第2王子暗殺を狙った侵入者を阻止する中で、その因縁がある意味解決する。ああ、よかったなと思えてしまうほど、この子に入れ込んでしまうな。祭りの夜の、第2王子フェリクスとの夜遊びもよかったな。なんか、不思議な物語のような雰囲気があった。祖父の傀儡にならざるを得ないと覚悟しているフェリクスを何とかしてやりたいが、モニカはその力となれるのか。帝国の暗躍が続いているのが不気味。
匿名
かつての友人
チェスの交流戦てモニカのミネルヴァでのかつての友人、トラウマの相手バーニー・ジョーンズと再会する事に…
そして新たな七賢人も登場。
Posted by ブクログ
チェス大会に鐘鳴らしの祭り。モニカの極秘の活躍が繰り広げられる。味方は気づかないが、敵からはモニカを怪しむ者が。そして王子と一夜の出来事が。
てか超人見知りのモニカでは、内実はずぶずぶなんだが、少しずつ成長する少女の姿に声援を送りたい。
「灼眼のシャナ」のヴィルベルミナや「R e.ゼロ」のラムなど、この小説でもメイド姿の美女リンがエスプリが効いていて良い味をだしている。