あらすじ
「夜を統べる者。その神名は――」
世界に安らかな朝と夜を授ける為に三百六十五日空に矢を射る者。神の御業を託された『巫の射手』。
大海原に浮かぶ大和と呼ばれる列島の国では、射手はこう呼ばれている。
朝を齎す者、『暁の射手』。
夜を齎す者、『黄昏の射手』と。
黎明二十一年五月、黄昏の射手・巫覡輝矢は囚われていた。目覚めたとき、そこは自分の部屋ではなかった。春夏秋冬の代行者達と同様に神に力を与えられた彼が、なぜ見知らぬ地に? 加えてなぜ、彼を守る従者・慧剣は傍にいない?
「輝矢様」
そして響く少女の声。それは現人神たちに降りかかる新たな苦難を告げるものだった――。
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Posted by ブクログ
ずっと積本にしてて読むの遅くなっちゃった
大好きな暁先生の最新作
世界に夜を齎す、「黄昏」の話
まず、今作を語るうえで毎回述べるのは、世界観の設定が天才すぎる
神から権能を賜った現人神が季節を巡らせ、朝と夜の天蓋を撃ち落とす、何を食べたらこんな設定思い付くんだろう?
素敵すぎる
「黄昏の射手」の話に戻る
今作は、あとがきに書かれていた通り、「大人」の巻
話が脱線しまくるけど、暁先生の作品はどれも読者に向けた「手紙」なのがあとがきを読んでるとひしひしと伝わってきてすごく大好き
閑話休題、「秋の舞」では子どもである撫子にフォーカスされてて、それに対してこっちは大人(だけど実際はそれほど大人じゃない)の話
19歳の私は、ちょうど大人と子どもの境界線の上くらいにいて、たくさん考えさせられちゃうんだな
狼星と撫子の恋愛相談のシーンは、子どもである撫子が大人みたいに恋愛してるのが、可愛いような、ちょっと悲しいような
撫子はもっと純粋に子どもでいて良い年齢なのにね
それに対して、一鶴と大河は大人にしては随分と駄々をこねる子どもみたいだった
私はあまり希死念慮が無いので、客観的に理解はできたけど、きちんと2人のこと分かってあげられなかったなぁ、どっか遠い距離感で読み進めてしまった
ずっと不憫な慧剣くんがいたたまれない笑
あまりにもわんこ
でも慧剣くんは撫子よりちゃんと子どもできてる気がしてなんか安心する
四季会議のシーン、大好きな春主従が出てきてほくほく
護衛官たちの袴姿ぜったいに素敵だろうなぁ~っ!
挿絵では上半身しか写ってなかったので、アニメとか漫画で全身姿が拝みたい…
雛菊さま「さくらが、綺麗……世界で一番、雛菊の、さくら」
世界で一番!?雛菊のさくら!?!?この2人の甘すぎる空気感が大好物です
最後は輝矢がお母さんと再開しておわり
もう随分と大人になってしまったけど、いつまで経っても、親の子どもなんだよね
余韻のある綺麗な終わり方でした!
次は冬の舞かな?
もう終わりってこと泣泣
春夏秋冬なせいで終わりが見えてて悲しい
なんとか続いてくれないかな…と期待
次巻も楽しみにしてます!
アニメも楽しみ