些細な事でむしゃくしゃする事ってありませんが?
そんな時にも読めば人に優しくしたくなるマンガです。
深夜のコンビニバイトのベテラン店員の島さん。
彼はどこにでもいそうな、ちょっと頼りなさもある白髪頭のおじさんです。
ですが、実はワケあり…。
その背中一面には昇り龍の入れ墨が刻まれていたのです。
恐らくは何かしらの過去があり、ヤクザ業から足を洗いカタギの世界に戻ってきたのではないでしょうか。
でも、島さんはそんなことを周りに匂わせたりはしません。
1話目からとても印象的でした。
深夜にタバコを買いに来た若者に対し年齢確認をした若手の後輩バイト君が因縁をつけられた際、島さんは一瞬でボスポジションの人間を見抜きました。
彼は過去の経験から、一番静かにしていた人間をボスだと見抜いたのです。
そして言葉を荒げることもなく、「お願い」をすることでその場を治めました。
彼は「元ヤクザ」ではなく、あくまで普通のおじさんとして実直に、誠実に人と仕事に向き合っているのです。
その姿に、思わず状況に流されそうになったりする自分が恥かしくなります。
島さんの優しさは恩着せがましくなく、とても些細なことだったりします。
しかし、その些細な優しさに救われるのです。
島さんの過去に一体何があったのか…非常に気になるところです。
元ヤクザである事を活かした物語や、島さんの過去も今後描かれるのか…!?
続きが気になります!!
ギスギスした世の中に疲れたら是非、『島さん』を読んで優しい気持ちになってください。
感情タグBEST3
なんでも大変なのは経験者が1番わかるもの。
接客業もそうです。
だからこそありえないお客にこれほど心ある対応をしているのを見て、また島さんの優しさを感じて、胸が締め付けられる思いです。
2巻を楽しみに待っています。
Posted by ブクログ 2021年11月25日
島さんは過去に何があったのだろう。一人暮らし。高齢。背中に入れ墨。
コンビニで夜勤する。他の店にもヘルプに入る。
人の気持ちに敏感。強さも弱さも理解する。
こんな人いたら、涙しかないな。
島さんはとても心の優しい人ですね。この漫画見てるとコンビニの店員さんって本当に大変なんだと思いました。島さんがどのような人なのか今後が気になりますね。
島さんの器の大きさにしびれる。読み終わったあと、とても気持ちがいい。そして優しいだけのおじさんではなく、カッコ良さもあり、面白い。自分も島さんを見習わねばと思わせられる。
強いのに優しい。これから島さんのおくってきた人生がわかるだろうけど、人に優しいのは、読んでて気持ちがいい。
まわりの人生に知らず知らずのうちに、いい影響を与えている。そんな人の近くにいられたら幸せだろうなぁ。
初めてレビューをするくらいこのマンガを気に入りました。
気楽に読めて、コンビニ店員の内情を知ることができます。絵柄もシンプルで綺麗。でも一番の魅力はさりげない人情や優しさを感じられるところです。
大人の優しさやふところの深さがとてもカッコいい。島さんの過去編は特にグッときました。
展開は時々出...続きを読む来過ぎに感じられなくもないですが、読後感がよく満足です。作者のあと書きでますます応援したい気持ちになりました。
これからのお話も楽しみにしています。
島さん、初めて読みました。日常の中での何気ないやり取りが、とても温かくて読んでいて安らぎます。次巻も楽しみです♪
某ラジオ番組のパーソナリティがお勧めしていて気になっていた作品。
今のところ、島さんにどんな人生があってその結果今の生活なのかは語られていないけれど、ほっこり・じんわりする作品だと感じた
子供の頃の辛いことや、青年の頃の過ちは、消えてはくれない。
それでも、前を向こうとする気持ちが、大切だと教えられた。
どんな仕事も、辛いことが多くて当たり前。その中にある、温かいことを、見つめ直したいな。
普段何気なく利用しているコンビニ。そのコンビニの人間模様が描かれている。島さんの経歴は気になるところだが、心温まる話が多い。
先輩方に敬礼
匿名 2023年10月31日
ホント深みがある…
人生苦労して悔しい思いもして、でも歯ぁ食いしばって前に進んで、そんで人として磨かれていくんだろうな…
苦労を避けて要領よく立ち回ろうとするやつが多い世の中だけど、こういう作品がもっと広まってほしいよ。
コンビニ夜勤のアルバイターの島さん。
高齢だからと舐められたりすることもありますが、実は背中に刺青が……!
どんな人生を送っていたのか気になります。
優しそうで怖そう
匿名 2024年01月12日
現実の世界でバイトをしている年配の方がどんな思いで働いているのかに興味を持ってしまうような漫画でした。主人公のおじいちゃんに人生のアドバイスを聞きたいです
Posted by ブクログ 2023年05月28日
シリーズ、第一弾。
深夜のコンビニバイトで、ヘルパーとして働く島さん。
少し頼りなげで、実は訳ありのお爺さん。
最後の『月』の話は、島さんの幼少期の話。
ついウルウルしました。
何があっても、月は変わらず、人々を照らしてくれるんですね(ホロリ)。
泣いてしまいました。月の回で砂二君を迎えに来るシーン。島さんが人生をそれからどう歩んできたのか、続きが楽しみ。経験は人を成長させるんだなあとしみじみ思いました
理不尽な接客業あるあるに対して島さんが大人の対応を見せている姿にほんわかします。
しかし入れ墨周りの話が1巻の中でまったく進展しないのが気になりました。ただの優しいおじさんでもいい内容しかなかったのでこれからの展開に期待します。
Posted by ブクログ 2021年04月18日
ああ〜、こんな人と一緒に
シフト入りたいっす!
心強すぎる。
爪隠してるけど。
作者さん、二十年もコツコツと
あきらめず漫画家を目指してたのか〜。
その人生経験がドラマづくりに
生かされるといいですね!
Posted by ブクログ 2021年02月23日
優しい外見と深そうな過去を併せ持つコンビニバイトの爺ちゃん「島さん」。経験に裏打ちされた、でも「今」に素直なキャラクターで、人々の日常にさりげなく関わっている存在感が興味深いです。島さんの過去は徐々に語られるのかな? この「なにか背負っている」という雰囲気だけのまま進むのもまた面白そうかなと思います...続きを読む。これからの展開に期待です
訳ありのコンビニバイト島さんを軸に、コンビニでのトラブルなどが
描かれる。心温まる話だが、島さんがどう生きてきて訳ありなのかは
まだ描かれない。
匿名 2024年01月06日
もっとコミカルで、主人公もキャラが濃い目かなと想像したけど、普通な人々のお話だなあと思いました。
だからイレズミがちょっと浮いて見えた。
コンビニに起こりそうなトラブルが描かれている。昔はよくコンビニ行ってたのけど、今はあまり行かない。
そのちょっと苦手な空気が伝わってきた。
Posted by ブクログ 2023年10月18日
nネットの広告で見て興味を持って読んでみた。
もっと島さんがヒーローっぽいのかなと思ってたけれど、思ってた以上に普通のおじさんでリアルだった。
この作者の川野ようぶんどうさんはこれが最後だと思って書いた作品のこの「島さん」がこんな感じで売れたということらしく、そのエピソードにふさわしいいい作品だと思...続きを読むう。
なじみのあるコンビニという世界、いろいろ知ることができるのも面白い。
Posted by ブクログ 2023年07月09日
読書録「島さん1」3
著者 川野ようぶんどう
出版 双葉社
p57より引用
“強盗が来ても被害が最小限で済むようにー
レジのお金はつねに
必要最低限にしておくこと”
目次より抜粋引用
“島さんと子関くん
栄養ドリンクの常連さん
コンビニの中西家
朝方「ちやま」に集合!!
月”
コン...続きを読むビニのベテラン店員を主人公とした、
コンビニに来る人々の日常を描いた漫画。
理不尽な客に対しても、丁寧な接客対応を
する主人公・島さん。年配にも関わらず、昼
も夜も働いている彼を見かねて、同僚の子関
は休憩と仮眠を勧める…。
上記の引用は、コンビニ強盗対策としての、
レジ金の扱いに関する、店長の台詞。
強盗されることを前提としていなければなら
ないのは、何とも嫌な世の中ですね。そうい
う強盗をするような人は、あまり金額が少な
くても、逆上して害を与えてきそうで、恐ろ
しい事です。
昔「こち亀」かなんかで、コンビニの中に鋼
板を作ってしまえ、みたいな話が有ったよう
な気がします。いいアイデアのような気もし
ますが、店員も警官も息を抜くのが難しくなっ
て、やりづらいのかも知れません。
日常系漫画の中でも、よりリアルというか、
本当にありそうな話が描かれているように思
われます。可愛い女の子が出てくるのとはま
た違った味わいで、昭和人情噺とか浪花節と
いった雰囲気の作品ではないでしょうか。
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良い話なのはわかるけど、どこかにありがちな話感が否めない。なにかグッと来るものが足りない気がする。
作者が真面目そうな事は伝わってくる(勝手な思い込みかもしれないけど)。
なにはともあれ接客業は本当に大変!