あらすじ
マリ・キュリーと呼ばれる少女と、史良によく似た男・カイに出会い、困惑する史良。学園のOBであるカイも何者かのクローンであることを明かされ、自分自身もクローンである可能性の出てきた史良は、自分の存在意義について悩み始める。一方、その場に居合わせたフロイトも、史良とカイの関係性について考え出して…
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Posted by ブクログ
ドリー様騒動から主人公クローンフラグと波乱が続く。
ホンモノとクローンの区別ってそもそもどうやってつけるのだろう?
読めば読むほどアイデンティティの壁にぶち当たる作品。
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えらいこっちゃー!!って感じでした。
皆どうなるんだろう・・・ドキドキしっぱなしですね。
巻末のマンガが唯一の癒し、というか笑いです。父さん・・・っ!
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偉人のクローンの学校の話。1・2巻では、どの方向に進むか解らなかったが、3巻にきて好感触。「クローンは、人間とは違う。失敗したら又作り直せばいい。」という考え方。ザワザワします。
そうきたか!という展開でしたね。
クローンは家畜で商品と同じだとする人間たち。
クローンであることを知りながら自分たちの存在意義や
自分ではない過去のオリジナルの功績やら罪に囚われている。
それぞれの偉人変人たちの性格を上手く絡み合わせているので物語が面白い。
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史良によく似たカイは殺され、史良のオリジナルは不明な中、学園祭の中で襲撃。襲撃者の正体が、同じくクローンだったのは予想できていたけど、ナポレオンのクローンだけ、髪の色が違うのはなんでだろう??
クローンが1体いたら、確かに実験だったら、たくさん作るはずだけど、自分と同じなのがいっぱいっていうのは、ちょっと気持ち悪いかなあ。
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どうして偉人のクローンがいるのか?この作品の根底にあるものに少しずつスポットが当たってきているようでした。
一休の意見もヒトラーの意見も正しいのかもしれないし違うのかもしれない。まだスタート地点が見えないからこれという感想を述べれないのだけども。
中盤からは更に展開が大きく動きました。
まさに代わりはいくらでもいるという意味を知ることとなるわけですが、誰が何のためにどこへむかわせたいのかわからず読み手も手探りの中進んでいるので先が気になりドキドキと楽しめています。でも決して明るい結末が(今のところ)見えないのは少しつらいです。登場人物が魅力的になってきたからこそ余計にそう思います。
Posted by ブクログ
「・・・クローンて面倒だな。」
人間とクローンの話。
理事長がめらんこ怖い!!人間側の最たる象徴っぽい位置ですが、今後どうなることやらやら。
あー、フロイトいいなぁ。かなり好きになってきた。
暗殺グループの正体も分かり、さらに物語は加速していく・・・のかな?
そして、あの、ナポレオン、ナポレオンをそんな状態で放置しないで!
史良は今回かなり凹まされてますが、早く浮上して人間とクローンの架け橋になってほしいな。個人的希望!
史良がんばれー!
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もしかして主人公もクローンだった!!!というとこから始まる今巻
理事長の言い分が正論すぎて怖すぎるw
予想としては史良はクローンの息子かなぁっと思ったりしちゃってます
Posted by ブクログ
物語の舞台は、モーツァルトやナポレオンなど過去の偉人達のクローンが通うセントクレイオ学園。
この、おいしいようでかなり危ない設定をどうやって膨らませるのかと思って、半分以上バクチで買った漫画だったけど、どうやら賭には勝てたようです。
設定からしてギャグマンガかと思いきや、ストーリー重視のサスペンスになっていて、それが功を奏してかなり面白くなってる。
クローンで金儲けを考える人間と、クローンを慕っている人間。
学園を卒業したクローンと、現在学園に通っているクローン。
それぞれの思いは交錯し、ぶつかり合い、やがて殺し合いにが始まった。
Posted by ブクログ
ついに馬脚を現したか、ってカンジの理事長の本性(…なのか!?)に、背筋がウスラ寒くなりました。怖すぎるくらい壊れてますね。パンドラちゃん、とんだとばっちり…(´Д`;) おかげで、史良もやっぱりクローンだった!? という初っ端の驚愕が薄れてしまいました。ちくしょう。…とはいえ、あの学園に在籍している以上、そうだろうな、とは思ってたんですけどね。神谷先生もアヤシイ動きしてたし。でも、まさかその父さんまでクローンだったとは全く思ってもなかったです。つくづく奥が深いですね、この作品。読んでいくほど、底が見えなくなってくカンジ。先の読めない展開にワクワクします。…つか、ナポレオン! 理事長の衝撃がデカすぎたので忘れかけたけど(汗)、よりにもよってあんなところで終わるなんて、ホント気になってムズムズするったらなさすぎる! はたして彼は、無事に窮地を切り抜けることができるのか!? 次巻も楽しみだ★
被差別問題の間接的描写
『カムイ伝』は、被差別部落問題(「えた」「非人」など)を正面から扱った漫画として、戦後マンガ史においてほぼ初めてと言える作品だが、『放課後のカリスマ』では、クローンである生徒たちが「オリジナル」の偉人の人生をなぞることを強要され、自由意志や自己実現を抑圧される姿が描かれる。この構造は、被差別部落問題を含む現実の差別問題と共鳴する要素を持っている。
Posted by ブクログ
前の世代のクローンが出てきて過去の暗い事件の気配が濃厚だけど、それが語られてから真の物語が始まるような…クローンだと解って暮らしてきたのと、解らずに暮らしてきて後から解ったのではショックの大きさが違うんだろうなぁ…史良はどう乗り越えていくのか楽しみです。