【感想・ネタバレ】覇剣の皇姫アルティーナIIのレビュー

あらすじ

黒騎士ジェロームとの決闘を経て、兵達の信頼を得た皇姫アルティーナ。ところが、安息も束の間、蛮族が侵攻してくる。皇姫軍は軍師レジスの采配で勝利するも、その情報を掴んだ兄皇子より、ヴァーデン大公国有する難攻不落の要塞を攻略せよ、との命令が下る。皇姫軍の弱体化を狙った無理難題だが、従わねば反逆者にされてしまう。しかし、レジスは言う、無数の砲台への対抗策があると。覇剣の皇姫と、読書狂の青年が織り成す覇道戦記ファンタジー第2弾!

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戦闘にはまるで向いてない落ちこぼれた軍人、それが主人公、レジス。そんなレジスが士官学校で唯一得意だったものは、生きがいの読書で得た知識を活かした軍略。その知識を見込まれたレジス、紆余曲折を経て辺境連隊に呼ばれ…。
そんな、ある意味では主人公らしくない一面を見せる彼が活躍していく戦記物がこの覇剣の皇姫アルティーナです。
この物語の面白さの一つは爽快な勝ち方!戦術書から仕入れるだけではなく、ときには空想の物語から裏に隠れる戦術を見いだし、真正面から立ち向かうのではなく勝利をもぎ取っていく軍師としてのレジスは圧巻。レジスを呼んだ辺境連隊の司令官やお付のメイドからの熱視線にも納得です。
むらさきゆきやさんの繋がりの良い物語の進み方も相まって読み進めるのが楽しくなってくるこの作品。ぜひ楽しんでください!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

評価:☆4

覇剣の皇姫と読書狂の青年が織り成す覇道戦記ファンタジー第二弾!

今巻は一巻の続きの蛮族との戦いと、難攻不落の要塞攻略がメインですね。
要塞を落とせという命令が下り、逆らえば逆賊扱いというピンチに陥るアルティーナ達。作戦があるというレジスだが・・・?

大砲の使い方にはなるほどなぁと感心。
それでも多勢に無勢なんじゃないの?ってぐらい差があった気はするんですが、そこは奇襲効果ということでしょうかw
アルティーナの演説は良かったね。
危なげなところもあるけれど、求心力は感じる。

レジスの軍師としての活躍も見れたし、面白くなってきたんじゃないかな。

あと2巻で既にジェロームがただのツンデレになっててわろたwww

「アルティーナは迷ったときだけ訊くんです……彼女のなかで正しいと確信してるときは、誰に反対されても実行します。そういう子ですから」

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2014年04月14日

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