あらすじ
田島の仕掛けた史上空前のビッグトーナメント! “最強”を決する舞台は整った!! ――田島彬(たじまあきら)の緊急記者会見は佳境へ……。己の腕一つで莫大な開催資金を調えた田島が、周到なる準備の下に集めたトーナメント出場者とその対戦カードの全貌がついに発表される!! そして我らが佐藤十兵衛(さとうじゅうべえ)も、すでに次なる“喧嘩商売”を始める準備を終えていた……!! 第1部、ここに堂々完結!!
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Posted by ブクログ
十兵衛、文学、無一…。
木多先生のネーミングセンスは素晴らしい。
物語のテンションを保ちつつ、絵も丁寧に描き込みされているので、
読むのが楽しみで楽しみで。
「漫画ってこうだよね!!」と、なんかそんな個人的な興奮や祈りのようなものもふつふつと湧いてくる作品です。
後半はヴァーリトゥード・トーナメント対戦組み合わせについての描写が、やや説明くさく感じられましたが…。
連載再開が待ち遠しい作品です。
第一部完
十兵衛が本編にほとんど絡まないまま終わり、と思いきや最後に十兵衛が仕掛ける宣言。それ以外の他のトーナメント出場予定者の話がいくつかあったが、サイコパス気味の人が多くちょっと引いた。第二部ではトーナメントが早く始まってこれまで紹介されてきた出場者達が戦うところを見たい。
Posted by ブクログ
稼業が続いてるようなので登録。
10巻くらい、巻頭で格闘家のお涙頂戴話をやり始めた頃からおっ? となる。ギャグも好きなんだけど、木多康昭がまともなマンガ書いてるってそれ自体が面白いから困る。
格闘家たちのキャラクターが魅力的。みんなそれぞれ個性があるけど、一貫して何処か馬鹿正直なのが良い。だいたい本当に賢い奴は格闘技なんかしない。だからどんなにイカれてて犯罪者じみてようが、格闘家の、自分の体を痛めつけて力試ししたいという子供っぽさを憎めない。
個人的にはシラットの櫻井が好き。イミを殺したあと、頬に血を流して自問する横顔が儚い。櫻井は72時間以上の連続する記憶を持たず、知識も金も生活のノウハウもなく、闇試合の一瞬に生きている。彼が信じているのは自身の強さひとつ。扱う格闘技が「シラット」というどこか風流な響きなのも、櫻井のもつ独特の雰囲気を助けている。
やっぱり木多康昭は抜群のセンスがあるなあ。
稼業で完結して欲しいけど、どうだろう。
Posted by ブクログ
トーナメントの参加者それぞれのバックグラウンドというかストーリーをしっかり描いているので、今の時点だと誰が勝ち上がっていくのか、ホントにわからん。でもその予想がまた楽しいなあ。
個人的に期待するのはカブト・金隆山・芝原。
しかしいつまで休載続くのか……富樫をネタに出来んだろ……。