【感想・ネタバレ】天祐は信長にあり(三) 天下布武のレビュー

あらすじ

織田信長 VS 斎藤龍興!!

永禄3(1560)年、
桶狭間の戦いで今川義元軍を撃破した信長は、
すぐさま斎藤龍興が支配する美濃攻略に乗り出す。
勇猛な柴田勝家、策士の丹羽長秀、人たらしの木下藤吉郎など
信長の家臣がめざましい働きぶりを見せるが、
なかなか攻め落とすことはできない。

一方、室町幕府の置かれた京には、不穏な空気が立ち籠めていた。
第十三代将軍足利義輝を邪魔に思う三好三人衆と松永久秀の軍勢が、
ついに御所を包囲する――。


信長の旧臣太田牛一が著した『信長公記』に基づきながら、
大胆な発想で信長が本能寺に散るまでを描く大河小説!

大人気シリーズ『剣神』の岩室忍が一番書きたかった織田信長の生涯。
全八巻、隔月発売予定。

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Posted by ブクログ

美濃を攻略し、最愛の帰蝶を稲葉山城へ帰還させることができた。その後、足利義昭を伴い上洛し、将軍宣下を受けさせた。しかし、信長自身は官位官職にまったく興味がない。坂本龍馬に似た孤高感がある。サブタイトルの天下布武が、まだ天下統一の道半ばにある時点で使われたことのリスクを考えたことはなかった。楽市楽座の構想、ルイス・フロイスとの出会いと、次々に歴史の場面が現れるのが楽しい。信長の危機となった金ヶ崎の退き口。浅井長政が父・久政を抑えられずに信長を裏切り、お市の機転による密使に託した小豆が見せ場だ!

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2025年08月03日

Posted by ブクログ

小説はフィクションだから、作者の裁量である程度の虚飾は許される、と思う。しかし、まさか、あのお市の方が?!さらに茶々まで?!岩室忍さんの想像力(創造力?)には脱帽だ!!でも、歴史の大筋さえ外さなければ、時代小説は面白い方が良いに決まっている!!

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2025年02月11日

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