【感想・ネタバレ】天祐は信長にあり(五) 騎馬隊殲滅のレビュー

あらすじ

信長の大虐殺がはじまる――!

脅威であった武田信玄の急死後、将軍義昭を追放し、
勢いの止まらない信長を悩ませるのが一向一揆だった。、
信長は一揆軍を根絶やしにするべく動き出す。
しかし、その本拠地である石山本願寺はなかなか攻略できない。

一方、信玄の後を継いだ武田勝頼率いる
騎馬軍団と長篠で激突する。
前代未聞の戦いに息つく暇もない!!


信長の旧臣太田牛一が著した『信長公記』に基づきながら、
大胆な発想で信長が本能寺に散るまでを描く大河小説!

大人気シリーズ『剣神』の岩室忍が一番書きたかった織田信長の生涯。
全八巻、隔月発売予定。

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Posted by ブクログ

浅井長政の元から救出したお市と信長の関係は、歴史上は兄妹と言われるが、著者は何歩も踏み込んで男女の仲として書き上げる。閑話休題。信長も一向一揆には手を焼き続ける。そんな中、信玄亡き後の勝頼が進軍。世に言う長篠の戦いで、信長の馬防柵+鉄砲多段撃ち戦術が発明、実行された。武田二十四将の騎馬隊が弾幕に突撃する様に、無能な上司に諦観した悲哀を感じる。安土城築城、石山本願寺攻撃のための鉄甲船建造と、次々に溢れ出る信長の想像力のすごさ。正親町天皇との駆け引きも見逃せない。鳥居強右衛門や山中鹿之助の逸話はばっさりカット

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2025年12月07日

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