あらすじ
尾張の虎と呼ばれた父信秀が死去し、十九歳の信長が乱世に飛び出す時が来た。聖徳寺にて斎藤道三との会見を成功させ、美濃という後ろ盾を得ると尾張統一へと突き進む。
兵力で劣る戦いを知略でくぐり抜け、さらには前代未聞の鉄砲隊を密かに組織した信長。ついに今川義元率いる大軍団との決戦の火蓋が切られる!
信長の旧臣太田牛一が著した『信長公記』に基づきながら、大胆な発想で信長が本能寺に散るまでを描く大河小説の幕開け!
大人気シリーズ『剣神』の岩室忍が一番書きたかった織田信長の生涯。
全八巻、隔月発売予定。
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Posted by ブクログ
短い文章でテンポよく畳みかけるように話が進んでいく。この筆者の信長は天真爛漫で、ヤンチャだ。巻を重ねると変わってくるのだろうか?
この2巻では父信秀が第二次小豆坂の合戦ののち、死ぬ。斎藤道三は信長と会見後、長男の義龍に殺されて死ぬ。弟信勝が謀反を起こして信長に粛清される。信長は将軍義輝に拝謁をしに上京し、義龍の刺客に狙われるも返り討ちにする。
桶狭間にて今川義元を破る。対美濃抗争を開始する。信長は続けて徳川家康と同盟を結ぶ。そして小牧山城に移転する。
Posted by ブクログ
信長の父・信秀が亡くなった。著者はこの機を、信長が戦国の表舞台に引きずり出されたとする。鉄砲の準備や信長軍の員数が揃わない中でのこと。斎藤道三の後ろ盾があるとはいえ、尾張国内からも狙われる信長。まさに内憂外患。本書の山場はもちろん桶狭間である。軍師・太原雪斎亡き後の義元の進軍に対し、情報網を駆使して探索した義元の本陣へ、少数精鋭で突っ込む信長たちの描写がよかった。そして、義元を打ち取った場所を「田楽ヶ窪」としたのも良し! 綺羅星のごとく戦国の武将がでてくるのも楽しかった。