あらすじ
改めて、タクミと共に生きることを決意した奈々。一方、地方巡業に出たブラスト。大阪で出演することになったラジオ局の前で、彼らを待ちうけていたのは…?
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「自分にとって一番大切なものはみんな違うんだから」
正反対の性格の小松奈々と大崎ナナ。同じ名前の少女が出会い、それぞれの幸せと向き合う。平成が舞台の本格青春ストーリー!
冒頭のセリフは、作中で最も心に響いた言葉です。カリスマバンドのボーカルを務めるナナと恋愛最優先な生活を送る奈々。性格も生活も全く異なる2人が、お互いのことを真剣に理解しようとする姿に心動かされます。現在私たちの生活では、SNSで周りの近況を知り、会いたい人には簡単に連絡を取れるのが当たり前。そんな時代を生きているからこそ、私は作中の2人の「接点が少なくても心の距離は近い」関係性が羨ましいと感じました。
読めば必ず『NANA』の世界観に引き込まれること、間違いなしです!
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Posted by ブクログ
ファンを勝手に自治し始める人なんてうざくて仕方ない。
ヤスが頼っているとなれば仕方ないのかもしれないが、
偉そうに指示を出したりお前何様やねんという気持ちになる。
正式なファンクラブのスタッフだというならまだしも。
地元の小屋でライブをしていただけあって、ブラストは出待ちにも優しいな。
美雨さんは結構好きなキャラではあるのだが、
月々給料を貰って寮に住ませてもらっているいるのに
仕事もしないしレッスンやバイトに励んでいる様子もないし
一体何をしているのだろう。
ヤスが百合のことを奈々以上に軽率とばっさり切っているのがちょっと好きだし、
ちゃんと裏でレコード会社に抗議していたところも恰好良い。
あと半年なんだから頑張れよと思うし、
やめても出回ったビデオは一生残る、奈々ちゃんがなんでタクミを選んだかをもう一度よく考えろ
という言葉が言えるのがヤスだなぁ。
タクミが冷たいのは事実は事実としてありのままに受け止めて客観視しているから。
案外奈々とは相性が良いのだ。
理不尽に殴られて出ていけと言われて、
「おれが出ていったらなにか解決するの」と返せるノブは優しい。
奈々が感じる孤独さは、何も夫や友達が芸能人でなくても
バリキャリの友達と専業主婦の関係でも似たようなことが起きるだろうなと思う。
サーチが最低過ぎて、漫画とは言え腹立たしい。