あらすじ
シンとレイラの誕生日パーティーに招待された奈々。ノブもタクミも居る場所に行くことを躊躇するが、シンのために行く決心をする。そして、パーティーが始まり…?
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「自分にとって一番大切なものはみんな違うんだから」
正反対の性格の小松奈々と大崎ナナ。同じ名前の少女が出会い、それぞれの幸せと向き合う。平成が舞台の本格青春ストーリー!
冒頭のセリフは、作中で最も心に響いた言葉です。カリスマバンドのボーカルを務めるナナと恋愛最優先な生活を送る奈々。性格も生活も全く異なる2人が、お互いのことを真剣に理解しようとする姿に心動かされます。現在私たちの生活では、SNSで周りの近況を知り、会いたい人には簡単に連絡を取れるのが当たり前。そんな時代を生きているからこそ、私は作中の2人の「接点が少なくても心の距離は近い」関係性が羨ましいと感じました。
読めば必ず『NANA』の世界観に引き込まれること、間違いなしです!
感情タグBEST3
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ヤス、美雨、ノブ、朝海、シン、レイラ、上原美里…みんなの今後の展開が気になります。。。
おまけページの影響で久し振りに実写版も観たくなります。。。
Posted by ブクログ
ノブの「来てくれたんだ。ありがとう」というメッセージは泣ける。
本当に嬉しそうに笑うし、しかもシンの為だし。
タクミの態度との対比がきつい。
タクミが怒るのも分かるのだが、ナオキに誘われたのだし
一言挨拶くらいさせて欲しい。
こんな時でもヤスは頼りになるな。
硝子の破片を気にする癖に無理矢理するタクミが
多分本人は悪気もなくて子どもなだけなのだろうけれど
そういうところは無理だなと思う。
所謂DV体質だ。
百合は浅はかだし我儘過ぎる。何故ノブを叩くのか。
顔を合わせないようにと気を遣っていたヤスが
やっぱり安心感がある。
タクミの帰りを何事もなかったように待っている奈々が
強くなったなと思うし、ナナに頼ってもらえなかった
と思っているところだから余計嬉しくなるだろうし、
「愛してるって言ったの」がど真ん中に入るのも分かる。
「一人でいるのと一人になるのは違う」というヤスの言葉は印象的。
毎日幸せではなくても昨日と今日は幸せ、希望を捨てなければ明日は来るという奈々のモノローグも好きだ。