あらすじ
ライブを重ねる毎に歓声が大きくなっていく『ブラスト』。そんな中、プロデビューのかかったライブは大成功を収めたが、ナナたちの輝きを目の前にした奈々は…!?
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「自分にとって一番大切なものはみんな違うんだから」
正反対の性格の小松奈々と大崎ナナ。同じ名前の少女が出会い、それぞれの幸せと向き合う。平成が舞台の本格青春ストーリー!
冒頭のセリフは、作中で最も心に響いた言葉です。カリスマバンドのボーカルを務めるナナと恋愛最優先な生活を送る奈々。性格も生活も全く異なる2人が、お互いのことを真剣に理解しようとする姿に心動かされます。現在私たちの生活では、SNSで周りの近況を知り、会いたい人には簡単に連絡を取れるのが当たり前。そんな時代を生きているからこそ、私は作中の2人の「接点が少なくても心の距離は近い」関係性が羨ましいと感じました。
読めば必ず『NANA』の世界観に引き込まれること、間違いなしです!
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Posted by ブクログ
シンちゃん「ごめんね ケーキおいしかった」って胸キュン★なんとなくハチとノブはくっつくとけっこう前から思ってたし、タクミと奈々の縁はこれではきれていないなと思っていたことを当時自慢してたな。
Posted by ブクログ
ブラストの一員にはなれないし、美大生の仲間にも入れず
目標もなく生活のためにバイトをするだけ。
ナナに必要とされたかった、という奈々の言葉は寂しくなる。
疲れているのに会ってくれた嬉しさと罪悪感は分かる。
料理が上手くなったのだって進歩だと思っても良いのに。
付き合うにしても、別れるにしても、もっと話し合って欲しかった。
タクミが非通知でかけてくるのが
彼女だとしたら信用されていない感じで嫌だし
その点からしても遊ばれているだけなのではと思うのはわかるけれど、
あれだけでは喧嘩している程度で別れたいというのは伝わらないと思う。
ハチ公を自分の庭で放し飼いにする為のノブを利用した
というナナのシーンには、深い闇を感じる。