【感想・ネタバレ】氷結鏡界のエデン8 悲想共鳴―クルーエル・シャウト―のレビュー

あらすじ

異篇卿イグニドによって告げられた事実に混乱する天結宮。帰還したシェルティスは上層部によって身柄を拘束されてしまう。そんな中、シェルティスの過去やユミィとの関係を知ったモニカは心を閉ざしてしまい……

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Posted by ブクログ

ネタバレ

第8巻を読破。

イグニドの謀略によって、シェルティスの秘密が天結宮中にバラされてしまった前巻。

今回はイグニドの目的――巫女の誘拐を防ぐため、自身のことがあるのに天結宮に駆けつけたシェルティス。

だけど彼のその苦労はばかげふんげふん任務に燃えた錬護士によって拘束されてしまいます。

そういう、人の秘技・掌返し的展開も胃が痛いものですが…。

今回はどっちかというとモニカの落ちこみっぷりにヤラれました。

シェルティスやユミィに対してショックを受け、沈みこんでしまったモニカ。

おかげで自己の体調管理は最悪。

極寒の地での巡回任務にも支障をきたすほどで。

それでも視野が狭くなった彼女はただぐるぐると落ちこんでいて。

ぶっちゃけ、脳内で何度殴りつけたことか…。

なのでヴァイエルのセリフには拍手を送った!

私が言いたかったことを全部ヴァイエルが言ってくれました。

やっぱり彼のような護士も必要なんですね。

さすが教官です。

そしてヴァイエルの喝のおかげで立ち直るモニカ。

そこからは私も安心して読めました。

そうなんだよね。

シェルティスは確かに隠しごとをしていたけれど、今までの態度はすべて本当なんですものね。

それまでなかったことにされるのはつらいですもの。

さて、次巻は来年の刊行のようですね。

その前に発売されるイリスのお話も楽しみです。

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2011年10月25日

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