あらすじ
薩摩湯に現れた7隻のイギリス船。
世界最強の火砲が無辜の民に向けられた!
英国は面子と尊厳、薩摩は故郷と家族を守りたい。
天女のように愛らしい妻・澤を守りたい川路も
本陣と各台場の連携のため大奔走!
生姜事件を発端とした歴史的な戦い「薩英戦争」勃発。
薩摩兵児、女子隊、少年兵が一丸となってチェストー!
後に「日本警察の父」となる川路利良を描く
波乱万丈幕末コメディ第10巻!
感情タグBEST3
薩英戦争
日本史の時間に上っ面だけ聞いてわかったような気になっていたが、作者の作中コラムにあるように彼我の差を知らない無知な日本人が無謀な闘いを挑んだのではなく、国を守るために必死で考えて対応したことが生き生きと描かれる。暗さや悲壮感だけでなく、作者のユーモアを交えた現代風のいじりやツッコミは健在で笑える点も多い。
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薩英戦争の顛末の巻。生麦事件により自国民を殺害されたイギリスの艦隊が薩摩藩に来て、砲撃して薩摩の市街地を破壊するも、薩摩藩の人々が女性も子どもも一丸となり対抗。コメディタッチに活写されているが、作者は相当取材をしたと推測される。
Posted by ブクログ
だんドーン 10巻
薩英戦争の迫力もさることながら、印象に残ったのは巻末、グラバーを交えた戦後の和解交渉の場面
薩摩もイギリスも、それぞれ属国や植民地から搾取したもので相手をもてなし、和議を終える。その皮肉をあえて説明しすぎず、読後にじわりと考えさせられる。
単なる戦争の勝敗だけではなく、その背後にある帝国主義や交易の実態までもコミカルにさらっと描いている