あらすじ
薩摩の過激派が集まる「寺田屋」に
島津久光の命を受けた鎮撫使らが乗り込んだ。
同じ藩の者同士が斬り合う悲劇だけは
避けたいというみんなの想いをよそに、
「寺田屋」が薩摩の血に染まる――…。
敵味方も、自分の立ち位置すらわからない大混乱の中、
川路と半次郎が京の町を奔走!
後に「日本警察の父」となる
川路利良を描く
型破り幕末コメディ第7巻!
感情タグBEST3
寺田屋事件
この巻のハイライトは寺田屋事件だろうが、お互い薩摩藩の侍同士で説得や斬り合いも中途半端で、当事者達も感情がぐちゃぐちゃだったろう。作者のコラムにも書かれているが、この時代の敵味方の関係性や各勢力の方向性の変化が複雑すぎて理解が難しいが、ちょっとした事件や何気ない一言で歴史が大きく動くようなことがあって当時の人も全体を俯瞰して読み切れた人はいないのだろう。
めまぐるしく
めまぐるしく起こっていく内容に歴史が苦手(人の名前がなかなか覚えられない)な私は一生懸命ついていこうとするのですが作者のふわっと読めば大丈夫という言葉で楽になり、ふわっと読んでおります。