あらすじ
政治的テロ事件や「天誅」が相次ぐ無秩序極まる世に、
さらなるカオスを呼び込む出来事が。
攘夷過激派の急先鋒、
若き政治家・姉小路公知が暗殺された。
その犯人はあの「人斬り・田中親兵衛」!?
策略渦巻く幕末においては、「今日の勝者は明日の敗者」。
そして、この事件はまた新たな政変を引き起こす…!
後に「日本警察の父」となる
川路利良を描く、驚天動地の幕末コメディ第11巻!
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Posted by ブクログ
幕末の京都。尊王派と攘夷派が対立し、公家を巻き込む形で、長州、薩摩、土佐、会津の藩士が対立するフェーズ。映画、大河ドラマ、漫画、小説で何度となく読んだり観たりしている歴史だが、理解に苦しむカオスな状況。
本作では、アイドルとマネジャーと取り巻きという比喩でこの状況を解説している。20代そこそこの若者たちが命を賭していく状況。当時の京都の治安の悪さは瞠目に値する。
田中新兵衛が姉小路公知の暗殺犯とされ自死。岡田以蔵は江戸に行かされ勝海舟の護衛に。中村半次郎のキャラが際立つ。新撰組も登場。表紙は一橋慶喜。
中村半次郎が良い
作者の想像を盛り込んだストーリーなので事実ばかりではないだろうが、中村半次郎の無邪気さが面白い。死線を何度もくぐり抜けキーパーソンと多く交流する様が爽快。この巻では川路が半次郎に主人公の座を奪われてしまった感じ。
爆笑しながら涙目
史実ではこれからもっと激しいことになるのですが、ほぼ全てのシリアスエピソードにくすっと笑いがあり、爆笑しながら泣きそうでした。
壮絶
姉小路卿の最期が壮絶だったのは知っていたが、こういう小細工があったとしたら...
プロ中のプロだった彼本人が証拠を残したのはやはり考えにくいと思いたい。