あらすじ
カルディアの門を開けさせた才気を見込まれ、マケドニア王・フィリッポスに書記官および王立図書館の管理者として雇われたエウメネス。貴族や職人たちと交流を深め、「王宮日誌」の編纂に携わる中、、エウメネスは運命の人――アレクサンドロスと……そして謎のヘファイスティオンに出会う!! のちにアレキサンダー大王の書記官となるエウメネスの、波乱に満ちた生涯を描いた歴史大作!!
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Posted by ブクログ
遂にマケドニアの王子アレクサンドロスと対面したエウメネス。
アレクサンドロスは他の同世代の若者たちと共にミエザの学校で学び、エウメネスは王に命じられ乗馬訓練に勤しむこととなった。
乗馬訓練の最中エウメネスは自らの ルーツに迫る発見をし、アレクサンドロスは若者たちと共に馬で絶景を見学に行くが、そこで事故が発生する。その後アレクサンドロスとエウメネスは再会するがアレクサンドロスの様子は以前と違っていた。
前巻にて「就職」したエウメネスがいよいよ本格的に仕事を
始めるわけですが、如才なく文官としての仕事を片付けていく反面、
王に言われて始めた馬上訓練でも非凡なところを見せていきます。
ヒストリエではアレクサンドロスが二重人格者として描写されていますが、
彼とは違った意味で、エウメネスも「自分は文官」といいつつも実践的な訓練で才能を見せるあたり少し意識して描かれているのかなと思います。
Posted by ブクログ
アレクサンドロスとあれば、ヘファイスティオンが出てこないなぁって思ってたら、最後に出てきました。アレクサンドロスとそっくりで。こっちのお話でも彼の立ち位置はなんか怪しい感じですね。