あらすじ
交流戦も終わり、再びリーグでの試合が再開。そのタイミングで二軍から昇格し、ローテーション(先発)投手として復帰した夏之介(なつのすけ)。前にもまして好投を続ける夏之介だが、あいかわらず結果(勝ち星)がついてこない! 一方でこれまで夏之介が頼りにしていた正捕手・寺杉(てらすぎ)が怪我で二軍に落ち、今ひとつ捕手として信頼できない丸金千太郎(まるがね・せんたろう)とバッテリーを組むことになった……!
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Posted by ブクログ
お金にシビアな話になってきた。そして、凡田さん、悪くないのに勝ち星つかない。これはきついだろうなぁ。勝ちがつかない人を使えないという監督側の意向も理解できるから、つらい。チームメイトを恨めないけれど、こういうことがあるから、強い球団に移籍したいという選手の気持ちもわかる。運まかせと思われる部分も実力で勝ちとらなくてはいけない、厳しい世界だ。
Posted by ブクログ
内容は悪くないのにどうしても勝てない...。
打てないバッター、合わないキャッチャー、崩れるリリーフ陣。
それとも凡田の気の弱さ、粘りのなさが原因か??
先発にも慣れてきたのに中継ぎに戻されてしまうのでしょうか?
来季の監督問題も気になります。
Posted by ブクログ
キャッチャーのスタメン・補欠入れ替えの巻。それぞれ個人の性格から判断して、どの場面でどう考えるかを予想し、適材適所を心掛けていく、監督って難しい仕事すね。
Posted by ブクログ
この作品、主人公の凡田はもちろんなんですが、
脇を固めてるキャラクターたちが面白いのです。
それも、レギュラー的にという感じではなく、
いろんなやつが入れ替わり立ち替わり現れては中心になって、
それぞれの「グラゼニ」を追求していく感じ。
凡田の大きな流れを中心にあちこち支流がある感じで面白いです。
で、その凡田のお話。次巻への引き具合が毎度うまいなぁ(^^;。
Posted by ブクログ
この巻は野球そのものよりこの一言に集約される。
「日本人は人事が大好き」。
そう、何でそんなに興味あんの?とサラリーパーソンとして働く当方はいつも感じる。
個人的な話はさておき、日本の野球って企業が露骨に絡んでるのでこういう「人事」が表出しやすいのかも(何せどこかの球団は監督も人事異動らしいから)。
そういう意味でも昔のオッサン好みということ、悲しいけれどやっぱりプロ野球は終わってるんやろうな、一般的には。