【感想・ネタバレ】レーエンデ国物語 月と太陽のレビュー

あらすじ

この世界を守りたい。
少年は大人になり、少女は英雄になった。

テレビ、書店で話題沸騰!
大人のための王道ファンタジー、はやくも第二弾!

☆☆☆

名家の少年・ルチアーノは屋敷を何者かに襲撃され、レーエンデ東部の村にたどり着く。
そこで怪力無双の少女・テッサと出会った。
藁葺き屋根の村景や活気あふれる炭鉱、色とりどりの収穫祭に触れ、
ルチアーノは身分を捨てて、ここで生きることを決める。
しかし、その生活は長く続かなかった。村の危機を救うため、テッサは戦場に出ることを決める。
ルチアーノと結婚の約束を残して――。

封鎖された古代樹の森、孤島城に住む法皇、変わりゆく世界。
あの日の決断が国の運命を変えたことを、二人はまだ知らない。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

前巻に引き続き、愛する人のため、自由のため、命をかけて戦う登場人物たちに心打たれた。幸せな暮らしはレーエンデでは長くは続けられない。そのために武器を持つ。戦う。

テッサの初見は考えるより先に行動してしまうような破天荒な娘だった。姉のアレーテや父親代わりのテルセロに見守られ生きてきた。心優しく、大切な人のことを常に想っている。彼女は戦いを通して変わった。英雄になった。でもテッサが最期まで英雄であれたのは、彼女のことを熟知し、愛したものたちがいたからだ。

エドアルドは弟に自分と同じ苦痛を望んだ。その通りになった。民、神、そして自分に絶望したルチアーノーーーールーチェは、愛したテッサやダール村の人々、義勇軍、春陽亭の亭主・三姉妹を忘れなかった。忘れなかったからこそ絶望したのだ。彼らと共に戦った日々、命をかけた仲間たち、テッサの信念を、願いを覚えていたから、この結末に絶望した。ルーチェは始原の海に還れただろうか。テッサや仲間たちに会えただろうか。




1巻のユリアとトリスタンの関係が好きすぎた。
ルーチェはきっと背負うには幼すぎたのかな。頭がいいからこそ自分の立ち回りをよく理解していた。
革命を起こした者たちが結ばれてハッピーエンドで終わるはずがない。圧倒的権力に刃向かい、マイノリティを無くそうとする彼らは懸けるものが大きすぎて…
両親が身の丈に合わない権力を望まなかったら、エドアルドの心が壊れてしまうこともなく、ルチアーノだけが生き残ることもなく、テッサが英雄になることもなかった。悲しいけど、苦しいけど、こうなる他ならなかったとやるせ無い気持ちになる。

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2026年08月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

一巻よりもスケールが広がり、レーエンデの解放のために頑張るテッサの姿がカッコいい。
面白い、面白いんだけど、
思い合う二人は結ばれず、
ハッピーエンドにもならないって言う……

令和の、転生してチート能力を授かり、無双する話が多いなか、ファンタジーだけど、厳しさも教えてくれる良本。
多民族国家が一つになれない難しさを痛感する2巻でした。

ルーチェは賢いのに、何で残虐王になってしまったんでしょうね…。冒頭で書かれているものの、その様子は終章で説明されているだけなので、全部見届けたい派の自分には少し残念だった。

巻を重ねることに、彼らがしたことは無駄じゃなかったんだ、つながっていると感じられて、先が楽しみです。

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2026年06月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

レーエンデ国物語2作目。
前作よりも今作の方が遥かに好きだった!!
前作と違って帝国に支配されているレーエンデの描写が切なかった。
そんなレーエンデの自由の為に戦うテッサがすごく格好良かった。途中までは胸が熱くなって、読む手が止まらなかったけど…終盤は残酷。
革命を成し遂げるのは簡単じゃないってこと。
でもこの出来事は、テッサの想いは、後世に生きてくると信じて物語の続きを追いたいと思う。

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2026年04月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

『レーエンデ国物語 月と太陽』は、前作からさらに物語のスケールが広がり、レーエンデという国が歩んできた歴史の重みを強く感じられる一冊だった。特に、テッサとルチアーノの関係が、単なる恋愛ではなく、国の未来や革命へと結びついていく展開が熱い。理想を掲げるだけでは何も変えられず、それでも大切なもののために立ち上がる人々の姿には胸を打たれた。

テッサの強さも魅力的。戦う力だけではなく、自分の信じるものを選び取っていく精神的な強さが格好いい。登場人物それぞれが自分の信念を抱えているからこそ、彼らの選択の一つひとつに重みがある。

決して明るいだけの物語ではないけれど、だからこそ「何を受け継ぎ、何を未来へ残すのか」というテーマが心に残る。1巻で生まれたレーエンデの物語が、世代を越えて少しずつ大きな歴史へ変わっていく感覚が素晴らしかった。読み終えた後も、この先のレーエンデがどうなっていくのか気になって仕方がない。

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2026年08月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

なんでそこで残虐王になるかなぁ。
テッサの意志をお前が継がんのかぃ!!
ルーチェが色々斜め上すぎた。

テッサの気風がカラッとしていたのが良かった。
途中までは、テッサ達と同じ夢を見ていた。
それがここまで叩き潰されるとは…。

喝采か沈黙か を読んだ後には、作中作として再読したくなる。

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2026年07月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

いやあ、もう。
一巻と同じように希望を持たせた瞬間にどん底に突き落とされる。
前作で散々苦しい気持ちにさせられたので覚悟はしていたけれど、その遥か斜め上をいく残虐さ。
ご都合主義のハッピーエンドなんてない。

テッサが仲間たちを鼓舞する時,シモン中隊長の言葉を借りるのが良かった...心から崇拝していたのが伝わってきた。

賢く優しかったルチアーノがなぜ残虐王になってしまったのか...レーエンデの民への絶望が彼をそこまで変えてしまったのだろうか。

のめり込んでしまう,だけどひたすらに苦しい。
それでも...最後まで見届けます。

個人的な好みとしては、一巻の方が好きだったなあ。
トリスタンの生き様が美しすぎた...

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2026年07月19日

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ネタバレ

1作目より分厚い!と怯みましたが、あっという間に読んでしまいました。

あれから約100年後の世界。
いよいよ革命が始まりました。しかし、達成間近で帝国の策なのか神子の力なのかよく分からなかったけど、内部分裂して終わってしまうという苦しい結末でした…またしてもハッピーエンドにならず…

ただ、1作目の登場人物のその後や末裔と思われる人物が出てきて嬉しかったです。
レーエンデの地図もちょっと変化してる!と思いながら、地図を見返しながら読みました。

1作目でウル族がユリアを殺そうとした時はウル族の迷信は覆されると思っていましたが、今のところウル族にとっては迷信通りに歴史が動いていて複雑な気持ちです。
この先、ウル族が救われていくのかが気になるところです。

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2026年03月02日

ネタバレ 購入済み

苦難は続く。深い

レーエンデ国物語なのに未だ国は成らず。そのためにはまだ苦難がいるのか。虐げられ続けるレーエンデ人たち。月がルーチェで太陽がテッサか。少しだけ前の本がリンクし、また次に少しだけ続いてるところでまた次が読みたくなる。

#アツい #泣ける #深い

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2024年04月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ルーチェにイライラしてしまう、大人気ない私
何度も覚悟はできている、そう言って挑むくせに、全然覚悟できてない。
あなたの覚悟ってなんですか。子供すぎて、イライラ
テッサの覚悟、見習って。
痛くて読み進められない場面が多数
テッサの爪、ヤバい。

この時、ちょうど進撃の巨人の終盤を観ていた私。
すごく重なって変な感覚だった。
立場が違えば、それぞれにある正義
争いは無くならない。人種の壁。
戦争ってそういう事

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2026年07月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

かっこいいし、苦しい!
前半の明るい希望から、下がって上がって落として終わる。1巻と似た構成ではあるものの、受ける印象はかなり違った。血生臭さ、暴力は濃くあるものの、それでもある意味さっぱりとした主人公にどこか救われる気分がする。結局うまく行かないのか…という中で、仄かに見える希望がとても苦しい。

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2026年06月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

読みながらフランス革命みたいだなと思った フランス革命のことはミュージカルでかじったことがある程度しか知らないけれど
血生臭い描写も多くて登場人物が次々に退場していくから辛い
英雄になったテッサを愛していた心の優しいルーチェが、残虐王と呼ばれるまでになるとは テッサを救えなかった、裏切ったレーエンデの人々に復讐したかったのかな 悲しい
レーエンデの歴史を読み解いているみたいな読後感 歴史のいろんな出来事の裏には、当たり前だけどそこに生きた人々の思いが積み重なってるんだなと感じた

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2026年06月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

第2巻は闇深い。
兄上が不憫すぎて直視できない。
勘のいいレディたちは序盤からイザークの想いに気付いてるはずだ(そうに違いない

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2026年03月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

またしてもバッドエンド。602ページを読んでこの結末は辛い。戦争しか知らない、奪われ、虐げられたことしかない人々にいきなり力を与えてもまた、同じことをする。戦争は終わらない。だから教育が必要なのだ。というところが印象的でした。怪力の女性が主人公で内容がほぼ戦争。残酷なシーン多め。終章のルーチェの狂気もなんでこうなってしまった?神の御子、悪魔の子の影響?気になるので読みますが満腹気味で味変したいのだが。

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2026年01月12日

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