感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
圧倒的。その一言に尽きる。
各人の心理と謀略を事細かに表現されてある。
財前の手術に東教授が執刀し、開腹した場面で得た感情はどんな言葉を使っても表現できない。
Posted by ブクログ
白い巨塔1ー5巻を読んで。
最後のシーンは泣けた。無念すぎて泣けた。もしかしたら、財前は患者を疎かにした、その報いを受けた。みたいな感じで捉える捉え方もあるかもしれないけど、正直それでも日本の医学会が失った人材の大きさ、これから財前が成し遂げられたはずのこと、財前の親のことを考えると無念で仕方がなかった。
やり方に問題はあっても、財前の実力を認める人はたくさんいたし、結局人の死はどんな形であれ悲しい
いろいろと感情がごっちゃになって泣いてしまったけれど、どうして泣いたのか要素分解できてないからまた反芻しようと思う作品だった。
Posted by ブクログ
何も知らずに、ベートーベンのミサ・ソレムニスを(初めて)聴きながら、最終章を読んでいたら、ラストで里見にこの曲が聞こえてきたとの描写があり、驚いた。
財前のことは好きになれないが、あらゆる手段を講じて名声を得ようとし、裁判に勝とうとする姿勢は、欲望に素直とも言え、憎み切れない。
それにしても、この裁判は多くの人を巻き込んで誰も幸福にしていない。関口弁護士も罪な人だ。