【感想・ネタバレ】秘本三国志(四)のレビュー

あらすじ

いまや天下取りは、曹操と袁紹にしぼられた。曹操のもとに亡命していた劉備は「二人で組んで天下を狙おう」との曹操の提言で、敵陣攪乱のため袁紹軍に走るが……。さあ、いよいよ諸葛孔明の登場! 劉備玄徳の陣営は、関羽、張飛ら豪傑を揃えてはいるが、権謀術数の士に欠けており、劉備はながく参謀ぬきで戦っていたのだ。劉備は孔明を訪ねたが、孔明は会おうとしない。それでも劉備は三たび足を運び、いわゆる“三顧の礼”をもって智将・孔明を参謀に迎えた。

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Posted by ブクログ

三国演技をベースとした物語が多い中、この小説は『正史三国志』をもとに書かれた名作である。蜀の劉備陣営ではなく、魏の曹操陣営を中心に描かれている点も面白い。
第4巻にて劉備は軍師・諸葛孔明を陣営に迎える。そして、その直後に曹操が荊州を攻め、劉備が荊州を去るところまで。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

三国志モノで、目から鱗、陳 舜臣氏にはまるキッカケとなったシリーズ。
曹操のファンになり始めたのも、これがキッカケ。
でも、孔明一番は変わらず〜

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

読んだ本 秘本三国志(四) 陳舜臣 20251119

 ついに呂布が討たれ、袁紹が滅ぶ。そんな中、関羽が顔良を討つシーンはだまし討ちみたいになってるし、玄徳は実は曹操と結託していて、諸家を放浪しつつ早々に便宜を図っていた。この陳舜臣は素直にこういう解釈をしているのか、ひねり出してるのか。なかなか慣れないけど先が読める三国志よりは確かに新鮮味を感じてます。
 いよいよ孔明が登場して、物語は赤壁の戦いに。
 この小狡い玄徳がどう活躍していくのか。結局はまってます。

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2025年11月20日

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