あらすじ
ヴァンツァーやレティシアが苦労の末に舞台の主演を張った学園祭も無事終了し、課外活動芸能祭が始まった。
だが「その神秘性が次の公演に必要だ」と舞台出演を迫りまくる先輩に困惑させられるライジャとか、ルウのカミハラ(!)炸裂でトゥルークの楽聖サーナン・ドルガン初の渡航とか、ヴァンツァーのボランティアに一般客殺到とか、日々問題は発生するがそれでも日常は紡がれていく。
リィ・シェラ・ルウの三人はいろいろなところに顔を出し、力を貸し、気晴らしに闘い、演奏会を計画したりと忙しい。祭り気分を満喫する三人+α(ヴァンツァーとかレティシアとかお騒がせなご夫婦とかその息子とか)が楽しくもちょっと苦労したりする“普通でない”毎日とは?
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
今回も笑わされた。
特に自分は、怪獣夫婦が好きみたいだ。
スカーレット·ウィザードでは泣かされたからな。仕方がない。
とにかく、また読めてよかった。ルゥは今回最後に活躍してくれたから、リィ、シェラ、レティシア、ヴァンツァーの活躍は、次回に存分に披露してくれるだろう…多分。
Posted by ブクログ
さすが、元祖なろう系(褒めている)
天才が一般人のふりをして手を抜こうとしても、結局「すごい」ことに変わりはないのだ。いやはや痛快。要所要所で笑いが込み上げる。
個人的にはやっぱり怪獣夫婦が好きなんだよなぁ。
Posted by ブクログ
発売を知らなかったけど、本屋で初日に目に入って購入出来た。今年の運を使い切ったかな。
毎回のことだけど、一気読みしてしまうチカラがある。茅田砂胡の本は読ませる力があるんだなと思う。破天荒で傍若無人で破壊的でも、心を掴まれるというか。
絵空事の積み重ねに終わらず、肝にある固いモノが小説の芯にあるというか。大人が楽しめる小説です。
Posted by ブクログ
はぁー。またもや一気読み。前の話忘れてたけど!読み進めるうちに全員思い出せるんだなぁ。世界に没入してるんだろうな。もうひっさしぶりに小説一気読みしたー!!ほかほか!
内容に触れるなら、いつも通り私も客席の一員となりたいの一言。
女の子と母親が幸運すぎる!!サーナン・ドルガンのキャラがかわいいな~。
怪獣夫婦はいつも通りだね。現場を荒らすのもほどほどにね…。あと、レオンも良かったね。そういう意味でも持ってる人だね。
Posted by ブクログ
面白かった、やっぱり茅田本にハズレなし。
ていうか、好き。
学園祭が終わった後、今度は芸能祭。
今回の主役はライジャの星の人々と
そしてルゥ
最後の第9章はいきなり3回読んだ。
やっぱりかっこええわぁ。
ジャスミンとケリーも活躍するところもあり、
金銀も出るし、もちろんヴァンツァーやレティシアも
満足である。
Posted by ブクログ
ルゥは自分達が騒がれたくない、ひっそり紛れたいと常々主張しておいて
承認欲求が有る訳でもない、音楽の天才僧侶を遠くから呼びつけ
バイオリニストを絶賛していた一般客のセリフに、本当の天才を
見せつけたい的な、俗な発想だと思ったら
その割にゲリラライブ的なやり方で聴衆は少なめ、逃げるように退場
画像にも残せない・・・誰得?
チートな人達が、一般人相手にえ?まさか?!ありえない!!?と
驚かれるのを楽しむ作品だと思ってる
今回も安定の・・・という感じだけど、バイオリニストの彼は前作から
引っ張った割にはインパクトがなくて
いつもなら高慢ちきな井の中の蛙的な人の前に、圧倒的な天才降臨で
その差にひれ伏すと言う感じだけど、この人はそこまで嫌な人でもない代わりに
いきなり出て来て、天才って言われてるけどちょっと悩んでます位の
小さいふり幅だったので、はぁそうですか・・・って感じになる
英語=漢字にルビと言うスタイルは、ちょっとレトロなSFっぽい
雰囲気作りに必須なのか?と思っていたら今回「ありです」「なしです」
「神ハラ」みたいな中途半端な、今時っぽいセリフが出て来て妙な違和感
Posted by ブクログ
安定の読みやすさ
なのですが、登場人物増えすぎて色々忘れてました。
昔からのメンバーはともかく、ライジャの周りはもう一度読み直さないと誰が誰だったか…。
Posted by ブクログ
天使たちの課外活動11巻。ダン船長一家のポートレイトが口絵。
これまた珍しい一枚。船長って、海賊王と女王の真相を知っていて、金銀天使やルウのこともなんとなく知っていて、自身の一般人としてはスペシャルな存在という作中でも希少価値の高い人物なんだよなぁ。そのせいで気苦労が絶えない、という苦労人でもある。ジンジャーも似たような人物ですが、彼女はスペシャルからもう一段階段を登っているような気がするのと、気質的に常識人ではないので除外。トゥルークの人々も、大いなる闇が関わると違った一面を見せますが、常人とは一風違っているので除外。
目指せ一般人、の範疇で大変だなぁ、と思うダン船長です。
今回も心労は重なったでしょうけども、記念碑としての一枚を撮る事ができたので良かったんじゃあないでしょうか。ことの真相を知ったお孫さんをどう説得するか、はまた別のお話。
11巻の主題は、船長一族じゃあないんですけどね、芸術祭ということで、トルゥークの楽師とルウのセッション、そして次世代との出会い。
クライマックスで奏でられた音楽がどんなものかというのは、想像するしかないのですが、自分が今までに聞いた中で一番心震えたもの、という感覚にするしかないのかな、と思いました。
しかし、金銀天使たちがやってきたこの世界のこの世代は、多くの不世出の才能が天使たちが存在するということで生まれた導きによって巡り合って、生まれることのなかった芸術や文化を作り出してゆくのではないでしょうか。
ありとあらゆるジャンルで、後世の歴史家たちが人類史上の稀に見る黄金時だった」、と評するしかないような時代になるんじゃないかなぁ。
大いなる闇の導きのもとに、ですかね。
Posted by ブクログ
そして、課外活動芸能祭。
さくっと呼んだ内容をするかと思ったら
それ以外もちょこちょこと。
出国するのと到着したのは分かるのですが
学生じゃない人の活躍もちらほらと…。
という事は、そのうちこれも何か出る??
天才は天才と知り合って、さらに磨きをかける。
ダイヤモンドみたい、でした。