あらすじ
画力で殴る超大型新星・ヒメミコが究極の人間愛を描く!
化け物と恐れられ、誰からも理解されない孤独な戸純椿(ことんつばき)は
高校の転校初日から暴力沙汰で注目を浴びていた。
己の行動が全て裏目に出てしまう運命をただただ受け入れる日々。
そんな椿の前に、息をのむほどに美しく宝石の様な瞳を輝かせた
勇樹兜(ゆうきかぶと)が現れる。
暴君と恐れられる椿の真意を理解してくれる兜によって
希望を失っていた心が徐々に溶かされていくのだが…
”兜”はもうこの世にはいない幽霊だったーー。
孤高な、化け物と呼ばれる高校生×美しすぎる幽霊の切ない純愛ストーリー。
【act.4 本文30P】
※本商品の内容は雑誌「B.Pilz(ビーピルツ) vol.38」を単話化したものです。重複購入にご注意下さい。
感情タグBEST3
胸の震えが止まらない
ずっと椿くんのターンの話が続き、ここでカブくんのターン?彼にも幸せで辛かった過去があり、その過去が今の(幽霊だけど)カブくんを作っているのだなぁと思いました。
椿くん、最初は「お、クセ強だけどカッコいいな⁈」だったのに読み進めるごとにかっこよさが際立ってきて、最新話での微笑みに気絶しそうです。なにこの男(漢)色気ありすぎるでしょ!
続きが今すぐ読みたい、思う存分画力とストーリーで殴られたいです!
涙が止まらない
こんなに純粋で切ないBL作品を初めて読みました。
これ以上ないくらいお互いを大切に思い合う二人だけど、一人は幽霊って…。
幸せな結末が全く見えないのが辛い( >Д<;)
どうか救いがありますように!
ちょっと泣いた・・・
最愛のお母さんを亡くしたカブトくんの気持ちを考えると切なくて・・・これから先ずっとツバキくんの側にいれると良いなぁ。でも何やらツバキくんも色々ありそうな予感。次回が待ち遠しいです。
カブ君の過去と根底にある考え方
落とされっぱなしのスカイダイビング気分を味わった3話からのこちら。カブ君の幸せな幼少期から始まります。愛し愛され温かい家庭で育ったカブ君。悲しい出来事があり、1番大切な人を失い、それでも理想を貫こうともがきますが、現実の自分とのギャップや、やり場のない怒り、人間という脆い生き物への絶望感などに苦しみながら生きていたことがわかります。
3話までは、カブ君と出逢えたことで椿君が救われる展開でしたが、ツバカブの出逢いはカブ君にとっても救いであったことが4話で描かれます。
サブタイトルの「ここには無い心臓」が秀逸だと思います。
お互いを失う恐怖を味わったツバカブの距離がこれからどう縮まってゆくのか、5話以降楽しみにしたいと思います。また、ここまで可哀想な生き方をしている彩君が救われることもあるのかな、と思えるラストの展開でしたので、彩君の幸せも描かれれば嬉しいなと思います。イビツ君、何をするつもりでしょうか…