あらすじ
いつまでも涙が止まらない――。
銀座のとある路地の先、円筒形のポストのすぐそばに佇む文房具店・四宝堂。創業は天保五年、地下には古い活版印刷機まであるという知る人ぞ知る名店だ。
店を一人で切り盛りするのは、どこかミステリアスな青年・宝田硯。硯のもとには今日も様々な悩みを抱えたお客が訪れる――。
両親に代わり育ててくれた祖母へ感謝の気持ちを伝えられずにいる青年に、どうしても今日のうちに退職願を書かなければならないという女性など。
困りごとを抱えた人々の心が、思い出の文房具と店主の言葉でじんわり解きほぐされていく。
いつまでも涙が止まらない、心あたたまる物語。
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Posted by ブクログ
またとても素敵な1冊に出会えた。
文房具屋の話は初めて。どの話も想いを伝えること、それをさりげなく支える文房具たち、とても良かった。
Posted by ブクログ
まだ一つめのエピソードを読んでいるところ。
娘たちの習い事の待ち時間に夫とカフェで読んでいる。
今回の?主人公は新卒の男性。祖母に育てられて、初任給でお礼の品に添えらる手紙を書く。
やっぱり文房具っていいなぁ。手紙なんて、両親も祖父母も亡くなってしまった私には書く人がいない。と、思っているけれど誰かいるだろうか。
きょうだい、疎遠になってしまった親友…?
それとも夫と、こどもたち?
涙が溢れそうになってしまい、たびたび本を閉じて休憩しなければならない。