【感想・ネタバレ】月草糖 花暦 居酒屋ぜんやのレビュー

あらすじ

ぜんやに転がり転がりこんできたお転婆姫――只次郎の姪のお栄は大奥に仕えていたのだが、将軍からお手付きとなるのを嫌い、暇を貰って只次郎の許へと逃げていた。家に戻ってもどこぞの武家に嫁がされるに決まっている、と町人になって己の才覚で生きていくことを望むが……。熊吉は熊吉で世話焼きの血が祟り、お花はそれにもやきもき。ままならぬ江戸の世を、若者たちがもがきます。独活の穂先と人参のかき揚げ、桃の節句の手鞠寿司、楊梅の金玉羹、露草で青く染めた砂糖。料理が気持ちを彩る、傑作時代小説第六弾!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

今回もたのしませていただきました。

あの熊ちゃんが深川へ行くとはねぇ。(遊女がいました)でも、結局、何もできなくて話を聞いてしまったことから同情してしまうという(-"-;A ...アセアセ

いや、これはもう熊吉が悪いよね。梅毒は当時は治らない病でしたからね。薬問屋の手代が情をかけてはいけんのよ。

そのことも含めてみんなの成長がうれしい一冊でした。

0
2024年05月16日

「歴史・時代」ランキング