あらすじ
ゾシマの言葉にしたがって、アリョーシャは父の家に出かける。父と長男ミーチャとの確執は、激しさを増していくようだ。イリューシャとの出会い、スネギリョフ大尉の家で目にしたものなど、アリョーシャの心はさまざまに揺れ動き、イワンの「大審問官」で究極の衝撃を受ける。【光文社古典新訳文庫】
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Posted by ブクログ
イワンの疑問はすごく刺さった。たしかにおぞましい大人だらけの世の中で、すべての他者を許すなんて無理だ。愛せなんて無理だ。
でもその疑問への答えは、2巻ラストのゾシマ長老の語りにて判明。おぞましい人々の罪が許せないなら、その罪を自分の罪として苦しむという方法もある。それだけが正解ではないだろうけど、方法のひとつ。ゾシマ長老の兄が「自分はこの世で最も罪深い人間だ」と言ったのは立派だと思った。
で。3巻。ちらっと見たけど、ミーチャが章タイトルになってるやないか! ミーチャは私の分身のような存在だと思っている。私とは真逆の存在なのに根本が酷似している。しかも犯人になっている……!? どうなる我が分身。ワクワクしちゃう。
Posted by ブクログ
ゾシマ長老がいよいよ最後の懺悔をし、聖体を受けたいと言う朝から始まる。
アリョーシャはゾシマ長老から修道院を出るように言われているけれど、何故なのかというのがこの朝のパーイーシー神父からの言葉に現れていた。
神父がアリョーシャにかけた言葉「さあ、お行きなさい、みなし児よ」って今思うと含みあるなぁ。
小学生たちの喧嘩騒ぎに巻き込まれるアリョーシャは、カラマーゾフ家に恨みのある少年に指を噛まれる。こういう少年たちとアリョーシャのやりとりがYA文学っぽさがあって好き。
リーズちゃんとアリョーシャの恋もしかり。リーズのめんどくさい女心がとぉっても可愛く?いやエキセントリックに描かれててたまりません。
それに比べてその後のカテリーナの執着心といったら…ドストエフスキー様の女性の描写力にただただおののきます。
2巻はこの後のイワンによる叙情詩、『大審問官』に悩まされる。。これは、教養あるイワンによる、無神論思想の言い訳的物語ですかね、それとも天使アリョーシャへのあてつけ?
正直読んだだけで、まったく理解出来てませんのでいつか解説書的なものと共にもう一度読みたい。
あとは、我が推しスメルジャコフちゃんのあのセリフ「つまり、賢い人とはちょっと話すだけでも面白い…最高❤︎
そして、ゾシマ長老は大地に口づけて、神に魂をあずけました。。