【感想・ネタバレ】王と后のレビュー

あらすじ

許されざる恋を描く和風王宮ファンタジー!

神話に由来する八つの家が支配する国「千和」。八家の者は「術」と呼ばれる特別な力を持ち、なかでも特に強い術を持つ男が千和の王位に就くことになっている。
七十年前、八家の中で最も神に近い家とされていた天羽家が、突然都を去り、政治を放棄した。天羽の強い力を必要とする七家は、新しい王の即位のたびに、天羽家から后と巫女を兼ねた女子を迎えて祭祀に関わらせるようになる。だが天羽と七家の関係は悪化、都に送り込まれる天羽の娘は、いまや人質同然に後宮で軟禁されることが慣例となっていた。
このたび、新王・一嶺鳴矢の后に選ばれた天羽淡雪も、都での天羽の者である自分の立場はじゅうぶん理解していた。后とは名ばかりで、ここでは異端の者。逃げることもできず、逃げたところで帰る場所もない――。
そんな淡雪には遠くの物事を見る能力があった。後宮からその術を使って鳴矢を見た淡雪は、彼が想像していたような厳しい王ではないことを知り、次第に興味を抱くようになるが……。
触れあうことはおろか話すことも許されない王と后。禁じられた恋と八家の謎を描く和風王宮ファンタジー!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

平安ファンタジー。
世界観がなんちゃって和風でなく純和風でしっかり作り込まれていて、読んでいてこの世界に浸るのが心地いいです。

そしてヒーローがイラストからの勝手なイメージと違って(いい意味で)めっちゃ大型犬。すごく犬系。圧倒的光属性。
犬系ヒーローっているようであんまり見ないので、新鮮でした。

0
2024年11月13日

ネタバレ 購入済み

2人がこの先も一緒でありますよ

タイトルが気になり試し読みをしました‼️
でも続きが気になって結局すべて購入して、ほとんど一気読みしてしまいました。
王は慣例を破ってでも后と仲良くなりたいと思って行動して、后も少しずつ王に寄り添って行く。でも公には素知らぬ2人を貫く😱
これから先2人が公の場所でも仲良くなれることを願ってます‼️

#切ない #深い #じれったい

0
2024年03月17日

Posted by ブクログ

最初は役職の名前とか覚えられなくて
何回も座礁しました
でも慣れるにしたがって
楽しく読めました

今でもわかってないとこ多いです 笑

2
2022年10月26日

Posted by ブクログ

一目惚れかぁ。。。と思いつつ会わない触れない前提を破るならそれくらい単純で強い動機で進むのはありだな、と思いました。
人間、欲望に忠実なのが一番

2024.8.28
132

0
2024年08月28日

Posted by ブクログ

遠くの物が見える后と火を操る王。互いに触れる事や話すことはタブーとされているが、惹かれ合う、、、
先が気になる

0
2023年11月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

王様らしくない王様だけど、とてもかんじのいい人。まだまだ続くのかな?すんなり幸せハッピーエンドとは行かないんだろうなぁ…

0
2022年08月23日

Posted by ブクログ

后の立場の主人公は能力持ちの八家のひとつ、天羽家の出。強い力を持つ天羽家が都を離れたために、八柱のバランス崩れて『術』がうまく働かなくなったので、ひとりの娘が后として来ることになっていた。后だが幽閉され、妻としては扱われず、月に一度の神事くらいしか王とも会わないような生活。
本当は良い人(身分、能力、見た目等)である女性がなんらかの状況で虐げられていて、それを割と型破りな身分の高い男性が救い出すという深山くのえお得意のパターンになりそうな…まだ、この巻だけだと始まり始まり~くらいなところまでしか進んでません。恋愛ものは基本の押さえが大事だと思う。

0
2022年06月16日

Posted by ブクログ

深山くのえさんの著書は初めて読みました。サラサラと流れるような筆遣いで一気に読みました。
主人公二人の『術』について、まだまだこれから明かされていくのでしょうが。
少し簡単に使い過ぎている間はありました。少女小説ありきでしょうか。

でも。
掴みはバッチリです

0
2022年06月15日

ネタバレ 購入済み

作者さんの王道

時代的には平安?の日本に近いのかな?

他の方も書かれていましたが、作者さんの王道の、ヒーローが真っ直ぐで型破りな偉い人→立場の弱い姫君という展開です。
桜嵐シリーズの雅遠と近いかな?
あのお話が好きだったので今回のお話も好きです😊

70年前に何が有ったのか。
複雑な事情も有りそうですが、今後は天羽家と七家の間で二人の恋は振り回されるのでしょうね。
鳴矢が常識と慣例共々ブッ飛ばすのでしょうが。

一目惚れパワー恐るべし。 
頑張れ鳴矢👍

#じれったい

1
2024年06月19日

匿名

購入済み

貴族社会なのに身分が不明確

王と后を蔑ろにし過ぎ
天羽が蔑ろにされながら后を送る意味もわからない
各種族の長に逆らえない位は仕方ないにしても、女官から下に見られ、それを許容してたらまともな政治は出来ないだろうに

0
2024年04月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

鳴矢が王なのに気さくで、周りが慌てるほど自分に正直。
淡雪に恋する純情青年で大変可愛らしかった。
ただ持った力は殊の外大きいようだし、力が増している理由も気になる。
過去も影響しているようなのに、今回の話では明らかにならないので、非常に先が気になる。

鳴矢の件もそうだが、淡雪の実家である天羽家が都から離れた経緯も当時の記録から抹消されているようで気になる。
淡雪が力を持っていながら、黒髪である理由も。
あらゆる謎は謎のまま、風呂敷を広げていく形なので、今回は畳むまでに至らず。
設定とキャラ紹介といった話が多く、序章という位置なのだろう。
進んだのは、鳴矢と淡雪の親密度くらいか。
あらゆる謎が解明されるのはいつになるのか。
追っていきたいシリーズになりそうだ。

0
2022年03月23日

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