あらすじ
百年前の神の声の謎が明らかに!?
毎年七月に当代の王が主催する月見の宴。歴代の王を招き、飲食をふるまうこの催しの準備のため、最近の鳴矢はとても忙しい。数々の黒い噂と死の影がつきまとう第六十五代の王・繁三実と鳴矢が対面することを心配する淡雪だったが、これまで三実は宴に参加したことがないと聞き、ひとまず安堵する。
しかし宴の直前、三実が招待を受けるという知らせが届く。慌てる鳴矢たちだが、淡雪はある人物に助言をもらうことを思いつく。
迎えた当日、三実は予告もなく、次代の王とされる銀天麿を連れてやってきた。銀天麿と直接顔を合わせることになった鳴矢の様子を、淡雪は天眼天耳の力で見守ることに。
表面上は和やかに進む月見の宴。だが、その裏では恐ろしい計画が実行されようとしていた。鳴矢の危機を察知した淡雪は、驚くべき行動に出るが……!?
百年前に祝の長が聞いたという神の声について調べを進める鳴矢と淡雪。ふたりが目の当たりにする恐ろしい事実とは。八家に隠された謎を描く、王宮ファンタジー第六弾!
感情タグBEST3
匿名
淡雪の秘密が女官たちに受け入れられ、鳴矢の誠実さが元王や重鎮たちに認められ、ほっとしたのも束の間、怒涛の展開でした。ここで終わるんですか。あのあどけない銀天麿が何ということでしょう。三実、本当に忌々しい。
続きが気になる
王と后の相思相愛になるまでのやりとりも微笑ましく思いましたが、この6巻の最後は何ですか!そこで終わるのか〜続きを早く!どうなるのって言うとこでお預けなんて…早く7巻見たいです。