あらすじ
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ドラマ化決定!!
主演・プロデューサー・アクションプランナー 岡田准一
監督 藤井道人
Netflixにて世界独占配信
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デスゲーム×明治時代――
大興奮の侍バトルロワイヤル開幕!
カバーイラスト/石田スイ(「東京喰種」「超人X」)
金か、命か、誇りか。
刀を握る理由は、何だ。
明治11年。深夜の京都、天龍寺。
「武技ニ優レタル者」に「金十万円ヲ得ル機会」を与えるとの怪文書によって、
腕に覚えがある292人が集められた。
告げられたのは、〈こどく〉という名の「遊び」の開始と、七つの奇妙な掟。
点数を集めながら、東海道を辿って東京を目指せという。
各自に配られた木札は、1枚につき1点を意味する。点数を稼ぐ手段は、ただ一つ――。
「奪い合うのです! その手段は問いません!」
剣客・嵯峨愁二郎は、命懸けの戦いに巻き込まれた12歳の少女・双葉を守りながら道を進むも、
強敵たちが立ちはだかる――。
【文庫オリジナル】
《絶賛の声、声、声!!!》
王道ネタで覇道を突き進む、圧倒的な牽引力。もう止まらない。
お願いですから早く続きを読ませてください。
――京極夏彦(小説家)
風太郎忍法帖+現代のデスゲーム。『天』で巻を措けるのは、ただ死人のみか。
悪のゲームに身を投じ、一瞬の光芒に命を散らす兵法者たちは、切なくも美しい。
――貴志祐介(作家)
時代劇とアクション、サスペンスの超絶ハイブリッド。
デスゲームに挑む武人たちと共に、この快楽を味わい尽くせ。
――大友啓史(映画監督)
魅力的なキャラクター、迫力あるバトルシーン、息もつかせぬ怒涛の展開!
最高のエンタメ時代小説!
――望月麻衣(作家)
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
時代に乗れず、主君に裏切られ報われず。
本物の強者を前に敗れる。
疑いながらもそれに賭けるしかなくて。
金持ちの道楽の様で、組織じみてて。
双葉ちゃんの殺さずにと言うのに、殺されそうになったり目の前で人が死んでるのに甘過ぎる、夢見過ぎだと思うけど、そう言えるのはいいなと思う。
そんな双葉ちゃんに対して愁二郎さんと響陣さんなるべく意に添うよう考えてくれるの嬉しいな。んで、実行出来る実力があってかっこいい。
カムイコチャ凄い。
右京さんめっちゃ良い人だった。無念。
Posted by ブクログ
面白すぎて一気読みでした✨
莫大なお金をかけた時代劇バトルロワイヤル。様々な武器や武術を持つ猛者たちがお互いの木札をかけて戦う。
出てくるキャラクターも様々で、魅力的で惹き付けられます。
私は右京とカムイコチャが特に好き。なのでラストがとても悲しすぎたーー
Posted by ブクログ
読みやすくて面白い!
明治のバトロワってありそうでないですよね。
Netflixではアクションが売りなだけあり、小説でもドキドキ情景が目に浮かぶ戦闘描写です。
人物設定も多様で面白くどのように歯車が回るのか楽しみになります。この人ここで死んじゃうんだ……と思うくらい死が呆気ないのもこちらに緊張感を与えてます。
ルールがシンプルなだけにまだ武がメインですかね。今後ルールの裏をかくような描写とかあるのかな〜と期待してます!(とは言えポイントへの行き方や分担等なるほどなるほどと読む箇所は多くあります)
Posted by ブクログ
自らは手に取らないジャンルの本だったけど、読まず嫌いは良くないと改めて思った。
すごく面白い。続きが気になって楽しみ。
この時代は人の命が、ほんとに簡単に斬られる。
生か死か、白か黒か。そんなに、命を投げ出さなくても。と思うことが多いけど、その反面 命をかけて生きている 強さみたいなものを感じる。
いい人、生きてて欲しい人が簡単に死んじゃう。
強い人が沢山いるけど、それぞれにキャラがあり 楽しい。
どうなっていくのか…ハラハラワクワク。
Posted by ブクログ
直近で時代モノを読み、これもそうっぽいし実写化のCMでおもろそうだったので勢いで読んでみようと手に取ったが、明治の話でそこまで時代モノっぽくなく、この勢いでなくても読めたな、などと。さてここからどうなってくるか。蟲毒の狙い、この序盤で読者に開示したのは他の真意があるからなのか、はたまた。
Posted by ブクログ
Netflixで岡田くんが出演することを知って気になり、2巻と一緒に購入。日本のイカゲーム的な雰囲気で面白い。自分の好みの人物が登場し、「素敵!」と、うきうきと読み進めていたら1巻の終わりで退場。なんてこった!2巻を読む気力を失ったので、続きはドラマで追うことにしました。
Posted by ブクログ
豊国新聞、誰も読んだこともない新聞が明治の世の日本全土に出回った。武芸に優れたものに10万を与える機会をもうける。嵯峨愁二郎はある理由から京都・天龍寺へ向かった。
主人公の愁二郎、最初から強いぞ感・訳あり感・過去重そう感、意図的にそれを書いているのかそれがめちゃくちゃ伝わる。ヒロインの双葉はザ・非力なヒロインだ。心は強さを持っているが今は愁二郎の重石でしかない。途中で仲間入りの柘植響陣・忍者で関西なまりフレンドリーだが冷酷な一面も持つ、愁二郎と凸と凹がはまっている。
蠱毒の中での戦い、愁二郎が主人公だが、目的に向かうにあたり敵として何人かに焦点を当ててバトルしてを繰り返す。なので分かりやすく物語が進むので読みやすい。
はじめは愁二郎の年齢と時代で、ん?戦うにしては若くないし銃火器主流のこの時代に厳しいんじゃないかと思った。だが、読み進めると確かに、主人公の歳、この時代じゃないとこの物語はダメだと分かる。
作者の今村翔吾さん、勝手な想像だが、るろうに剣心読んだだろうなーっと思った。
漫画かゲームの世界観…。
2023年8月読了。
著者にしては珍しく、実際の歴史に全く絡めないエンターテイメントばりばりのアクション小説に成っている。
当然、一巻目と有ればアレコレと謎のネタばらしをする訳にも行かないのだろうが、その為に時代背景、背景描写、人物描写をキチッと描く訳にも行かず、漠然としたスタートを切った感じだった。
未だ「アニメのノベライズ本」程度しか提示されていないので、若い方々には取っ付き易い小説だと思う。この一冊でどうこう評価のしようが無い。
この先の展開が楽しみだ、と云う所で、やや厳しめの評価だが、著者のことだ、この先胸のすく展開が拡がることを期待している。