感情タグBEST3
Posted by ブクログ
あ〜〜面白かった。
ゆっくりゆっくり読み進んだが、
面白すぎて読み終わるのがイヤだった。
幻視と現実の間の苦悩に苛まれるポール、
その結果を選ぶ事への更なる苦悩。苦しすぎる。
ポールのラストシーンは、電車で読みながらほぼ泣いた。
で、2回読んだ。
ダンカン・アイダホが側にいてくれた事が、
ポールにとってはせめてもの救いか。
結末、私は好きだった。
アトレイデスの為政者としての存在意義よりも、
フレメンとしての生き方が勝る潔さに胸打たれる。
続きを読みたいけどどうしたら読めるのか。
続編の新訳、いつでるのかな。
Posted by ブクログ
最後の60ページが全てでした
ポール自身の内省的な一人称視点の語り口と対照的に見られる周りの人々の盲目な信仰、、
あらゆる専制政治への注意喚起であろう
あまりにも世界観の異様さに気を取られすぎた、もう一度純粋な気持ちで読みたい
Posted by ブクログ
フランク・ハーバートによるSF大河、『デューン 砂の惑星』の続編・下巻。
予知した悲劇的な未来に抗おうとするも、その"運命"から逃れる術が見出せず苦悩するポールに、旧勢力の策謀が迫り来る。その行き着く先は―――。
「悲劇の第二部」と呼ばれるに相応しい悲しく辛い物語。前作のようなスペクタクルな要素は無いに等しく、ひたすら為政者ポールの苦悩を描いた内容となる為、前作のような展開を期待するのはNG。
予知した悲劇的な未来に抗えず、次々と現実のものとなっていく中で現れる、予知には無かったいくつかの出来事。これらが未来を変える"希望"となるのか・・・。次作も新訳刊行予定とのことで、映画と併せて待ち遠しい限り。