廣野由美子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
廣野由美子さんが教えてくれるのは”小説”の読み方だ
小説はいろいろな答えがあっていい
そして答え合わせをしなくていい
そんな風に言ってるように思うのです
まぁ、わいは最初から廣野スタイルだけどね(^_-)-☆
はい『フランケンシュタイン』です
『フランケンシュタイン』を読んで思うのは、やっぱり「怪物」って結局なんだったの?ってことだと思うんよな
廣野由美子さんはいろんな可能性を示してくれてる
まぁ、結局「怪物」って人間のことなんじゃねーの?ってのがあるんだけど、廣野由美子さんは今回の出版にあたって書き足してることがあって、それが「AI」なんよ
もちろん「AI」なんてメアリの時代には影も形もなかったんだけど、今の時代にあらためて『フランケンシュタイン』を読むと、あれ「怪物」って「AI」のことなんじゃね?って思えたりするんよ
すごいね『フランケンシュタイン』
200年も前の話
わいが思ったのは「AI」というか「アルゴリズム」な
わいは元々どちらかと言うとリベラルだったんたをけど、YouTubeな
あれのおすすめ動画な
ちょっと竹田恒泰さんが面白くて見てたら、もう一覧が保守派の論客たちで埋まってしまい、次々見てるうちに素直なわいはすっかり影響されて、今や立派な保守層です
高市早苗応援団ですw
「アルゴリズム」ってやっぱ怪物や…(゚A゚;)ゴクリ -
Posted by ブクログ
2005年刊のロングセラー。私の手元にあるには2024年発行の第17版。
洒落たサブタイトル通り、「フランケンシュタイン」がこれほど解剖しがいのある作品だとは思ってもみなかった。
2部構成。第一部は、この作品の小説技法を、語り手、焦点化、性格描写など、15の観点から分析。第二部は、この作品をどう読むか、伝統的批評、ジャンル批評、文化批評など、13の批評で読んでいる。
構成は緻密。語りも巧い。しかも楽しんでいる。トリビアもあちこちにある。
(p.s. メアリー・シェリーが妻子あるパーシー・シェリーと駆け落ちし、スイスにいたバイロンと合流。退屈しのぎに、めいめいが幽霊話を書くことになる。その時にできたのが「フランケンシュタイン」の原型。その場には、バイロンの友人ジョン・ポリドリもいて、彼は「吸血鬼」を書いた。えっ、そうなの! このトリビアは「ちなみに」で始まる一文に書かれている。) -
Posted by ブクログ
ネタバレ私は批評理論を勉強したかったわけではなく、「フランケンシュタイン」を読んだことがあったことからこの本に興味を持ち、読んでみた。
この本は内容が第一部と第二部に分かれ、第一部には小説技法について、第二部には批評理論について、具体的な例を挙げて書かれている。私は技法とか理論の名前を覚えたかったわけではないので覚えられなかったけれど、読んでいて面白い箇所があった。
例えば、「信頼できない語り手」のところ。
小説は全て誰かしらが語り手になっている。その語りから読み取れる口調とか価値観で、語り手が信用できるか(内容を事実と受け取って良いのか)どうか、読者は判断する。
語り手の信用できなさも利用する。これは私にとっては新しい発見だった。語られていることを読者が鵜呑みにしないか、試しているみたいで面白いと思った。
また私は世界は個人個人の主観でできていることを思い出した。人は事実を歪めるもので、歪めない人はいない。
「フランケンシュタイン」の著者の夫が書いた評論では、3種類の読者が設定されているらしい。恋愛小説にしか反応しない低級な読者、恋愛以外の感情にも共鳴できる読者、そして、頭で考えることによって真の共感を得ることのできる高度な読者。高度な読者はこの作品を理解できるだろうということ。
やっぱり、読者は試されているんだと思った。
自分も「高度な読者」を目指したい、と言ったら烏滸がましい感じがするが、今後読書の経験を重ねていき、「共感を得られる読者」に近づきたいと思った。
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Posted by ブクログ
ありがとうヴィクトリア
というわけで先日読んだ『批評理論入門』があまりに面白かったイギリス文学の研究者として名高い廣野由美子さんおかわりであーる
今回は「探偵小説」
うんうん、それはわいの得意分野でもある
いや、違う
ごめんちょっと見栄はった
得意っていうかただ好きなだけ
だがしかーし!
常々思っていたことを廣野由美子さんが明確に言葉にしてくれたので、大満足の一冊であった
そう、良き「探偵小説」とは人間を描いたものということ
もちろん、誰も見たことのないトリックを探偵と競いながら解き明かすことこそ「探偵小説」の醍醐味だという意見を否定するつもりはない
いやむしろ全くその通りと諸手を上げて賛成する
でも、それだけで終わってしまっては、かなりもったいないと言いたい
そして本書で登場し、廣野由美子さんがその人間描写の巧みさを解き明かしてくれたディケンズ、コリンズ、ドイル、チェスタートン、クリスティーなどの英国古典探偵小説の名手たちの作品を読むときには、やはり人間とは何かというところ、犯罪に際して暴かれる人間の深みみたいなところを楽しみたいし、それが「小説」を読む意味なのじゃなかろうかと主張したい
まだまだ廣野由美子さんの脳髄がしびれる論評を読みたいが、そのためにはもっともっと古典英文学を読まないと!いや楽しまないと! -
Posted by ブクログ
「小説とは、人物を造形するものである」
イギリス文学の研究家で、京都大学名誉教授の廣野由美子さんによる『批評理論入門』です
廣野由美子さん…なんとなくどっかで見たな〜と思ったら、光文社古典新訳文庫のオースティン『説得』の翻訳をされてた方やないですか、あの翻訳も素晴らしかった
さて、本書ですが、まさに『批評理論入門』です
「小説技法篇」と「批評理論篇」の二部構成となっていて、爆烈面白い
特に「小説技法篇」は小説を読む時に新たな視点や深みを与えてくれる
こんな面白い講義が聞けるなら、わいも京大行っときゃよかったな〜(行こうと思えば行けたみたいな言い方!)
まぁ、だいたいはなんとなく感じてたことでもあるんだけど、なんかふんわりしてたもののちゃんとした名前を知ったことは大きいと感じました
まぁ、明々後日には忘れるけどw -
Posted by ブクログ
「もう、いいか」とちょっと思いました
ちょっとね
「もう、後は古典だけ読んでればいいか」と、ほんとにちょっと思いました
ミステリーとかも含めてな
「古典と余生」っていう題名で論文書いちゃおうかと思いました
だって間違いないもの
ジェイン・オースティン間違いないもの
はい、イギリスが生んだ恋愛小説の名手ジェイン・オースティンの『説得』です
実はこのあと『高慢と偏見殺人事件』という妖しげなパスティーシュが控えているのでね
読んでみましたよ
ざっくりあらすじ
8年前に母親代わりと慕うラッセル夫人の『説得』により、海軍軍人ウェントワース大佐との婚約を破棄してしまった准男爵家の次女アンが、ひょんなことから彼と再会して…
いや、分かっとんねん!
こちとらジェイン・オースティンの物語がハッピーエンドしかないのは分かっとんねん!
じれったいわー
あーもうじれったいわー
玉置浩二だわー
もう延々玉置浩二いやじれったいのよ
さっさとくっつきなさいよ!ってイライラしっぱなし
なにを読まされてんねん!っていうね
ほんともう最高か!っていうね
しかしものの数十ページでアンの父親と姉と妹が嫌な奴って全身に染み渡らせるオースティンの筆力がエグいw -
Posted by ブクログ
学生時代、ずっと読みたかったのですが、廃版になってて読めずじまいのままでしたが、光文社が新訳を発刊してくれたおかげでようやく読むことができました。
生きていた時代もテーマも異なるのですが、オースティンと比べてしまうところがあります。
エリオットに出てくる人物は良くも悪くも、もっと世俗的で、複雑な人物として描写されていることが多いように思えます。
そのせいもあって、ドロシアを含めた登場人物のそれぞれの心情や行動に対して共感できる一方で理解に苦しんだり・・・まあでもドロシアに対しては終始理解に苦しむところがあったかもしれません。
いろんな人の人生そのものなんだなと思いました。19世紀のイギリスの等身大というか、息づく人たちを垣間見れてよかったです -
Posted by ブクログ
フランケンシュタイン読んだすぐ後に。
合わせて読んでよかった。
そういうふうに読み取るのかーとか
読者的に読み飛ばしそうなところも
作者としては、いろんな思いで書いてるんだなと
これから、もうすこしじっくり読もうと思った
もう一度読み直して、次から読む時は
心の片隅に意識したい
入門とあるので、この次の段階のものも読みたいなー
あまり専門すぎると難しそうなので。
ただ、
本との相性は絶対あると思う
自分にとって読みにくい本
とっつきづらい本
難解な本
それは、これからも
じっくり読む前に閉じてしまうだろう
それでも読書がただ好きなだけだし
まーいっか。
これ好き!って本に出会うたびに
その本を深掘りしたくなるツールを
少しだけ学べた気がします。 -
Posted by ブクログ
廣野由美子の本を探していたら本書に出会った。
この人は、100分DE名著のシャーロック・ホームズ スペシャルに出演していた。で関心を持ったのだ。
京都大学から神戸大学大学院に進んだ経緯が詳しく書かれていて興味深かった。
本書は、YAヤングアダルト向けの内容だ。
儲けものだったのは、松尾豊の生い立ちが読めた事だ。
またディープラーニングに関しての記載があったことだ。
AIに関して漠然と何か凄いものだ。人の仕事が奪われる。
岸田首相が漠然とデジタル社会の構築とか言うけど、アバウトで言ってる本人が分かってるのか。
短い文章ではあるが、人工知能に関して分かりやすい切り口で書かれているので、一読の価値は十分にある。
知的好奇心を満たしてくれてので、⭐️4つにしてたけど、
5つにした。