岩城けいのレビュー一覧

  • M

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    これが最後とか。

    安藤真人もいよいよ大学生から社会人へと大人への道を進む。 

    自分の内面に向き合う多感な年頃になって
    オーストラリアは外からのイメージだとおおらかな国のように思うけれど
    観光では見えない複雑な多民族国家の中、
    真人の家族の事情、アビーの事情も絡み合って人生はより複雑に。

    大人になっていくとはこういうことなのかと、
    これはどこの国に住もうともありえる話。

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    2023年09月11日
  • M

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    3部作だと知らずに手に取ってしまった。
    出自についての葛藤は、当事者にしかわからないものがあるのだと思う。
    そんな人同士の恋愛は、一筋縄ではいかないだろうけど、乗り越えて欲しいなと思った。

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    2023年08月26日
  • M

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    ネタバレ

    大学生になったマサトことマット。オーストラリアでの日本人としてのあり方、自己の存在意義に揺れ動く。人形劇を通じて親しくなったアルメニア人のアビー、彼女の抱えるアルメニア人のルーツへの固執など自分にも関わりすんなりと恋人になれない。移民と言ってもいろんなケースがあり都合のいい人間を演じながら少しずつ怒りが蓄積されていく様子が伝わってくる。
    三部作が一応完結したようだが、この先マサトがアビーとまた新たに出会えたらいいなぁと思った。

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    2023年08月20日
  • さようなら、オレンジ

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    感想
    アイデンティティを凝縮した言語。手放すことがあまりにも容易な現代社会。それでもあえて固執する。ずっと消えない灯火を灯し続ける。

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    2023年05月01日
  • さようなら、オレンジ

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    海外で暮らしたことがある人にはしみるのだろうな。
    移民の受け入れとか外国人との共生とか言われるようになってきたタイミングで読めてよかった。
    二つ目の言語は二つ目の人生を送るチャンスというフレーズにぐっと来た。そうだよなあ。移民でなくても同じ。もっと言えば、言語に限らず新しいことを始めるのは新しい人生をはじめるチャンス。

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    2020年03月05日
  • さようなら、オレンジ

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    オーストラリアを舞台にした、女性が生きていくとはどういうことかを淡淡と描いた作品。
    途中辛いだけに、最後はすこしだけ幸せになれます。

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    2018年11月12日
  • さようなら、オレンジ

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    オーストラリアに移り住んだアフリカ難民・サリマ。人種、肌の色、言葉、これらが違うことで異国で普通の生活が出来ないつらさが溢れた物語で占められているような感じだったが、読み進めるうちに希望に包まれていき、心が穏やかになるのが分かる作品だった。
    特に、サリマが下の息子の授業でアフリカでの出来事を話すところから夫と離婚し2人の息子を連れて行く中、下の子がサリマのところに残った場面は涙と笑顔が込み上げてきました。
    2014年の本屋大賞ノミネート作品ということで読みましたが出会えてとても良かった一冊です。

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    2018年03月10日