岡本朋子のレビュー一覧
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売上の一部がウクライナ支援に寄付されるということもあり、購入しました。美しい写真集です。
たびたび各方面から侵略を受けながら、忍耐強く伝統を継承してきた人々、現在進行形で新たな伝統を創る人々の力強さを感じました。Posted by ブクログ -
前作、『樹木たちの知られざる生活』に対し、わたしはやや傲慢な(というか、過剰に自分たち人間を信じすぎた)評価を下してしまった。レスポンシビリティという、植物と人間たちが、互いに助け合うことができるという考えを信じたかったからだ。だがわたしはこの考えのことも森のこともーー引いては人間がどんなに強欲で誤...続きを読むPosted by ブクログ
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哲学とは何かを考えるための入門書だ。決して易しくはないが、一般的な哲学入門書に比べると遥かに分かりやすい、
その一つにはこの本が架空の読者と哲学者の対話という形で纏められているからだろう。哲学と対話というのは相性がいいらしい。
本書の原題は哲学者のように考えるということらしい。つまり、本書は哲...続きを読むPosted by ブクログ -
2022年2月24日のロシア侵攻で始まったウクライナ戦争で、日本人にとって遠く縁がうすい国であったウクライナへの認識が俄然上がったと思う。
ニュースで流れる現地の悲惨な状況に心痛む。
だが、戦場としてのウクライナは見聞きしても、ウクライナの真の姿のイメージがない。
イメージがなかった私はこの本...続きを読むPosted by ブクログ -
自分の強みと弱みは、全てこの本が説明してくれた!(特に強み!)
今後の人生のバイブルにしたい一冊!
なぜだか、近頃仕事がうまくいかない…。
すっかり自信をなくし、転職を考えていた時に出逢った本。
仕事がうまくいかないと感じていた理由は、最も近くで働く、上司と後輩が外向型人間で、内向型である私の意...続きを読むPosted by ブクログ -
化粧品品メーカーがすすめるスキンケアは皮膚に対する攻撃。皮膚に塗るものは、少なければ、少ないほどいい。洗いすぎるから臭う。
【感想】
一般的な皮膚のイメージと逆説的な記述・説明が多く、興味深く読めた。というのも、この「一般的な皮膚へのイメージ」は生活消費財企業がコマーシャル・広告によって作り上げ...続きを読むPosted by ブクログ -
年齢よりも若々しく見られる方法は、笑顔でいることだと思っています。不満そうな顔でいると、どんどん老け込んでいくような気がして、危ない、と思った瞬間に、顔の形を変えるように努力しています。
実際に、その努力が実っているかどうかはわからないですか、少なくとも、私の名前を聞いて想像する顔と表情は、笑顔だ...続きを読むPosted by ブクログ -
皮膚科医である著者が、皮膚の構造からはじまり、その一生、陽の光との関係やにおいなど、身近で大事な問題との関係を分かりやすく解説する。
皮膚に常在する様々な菌、また感覚器としての皮膚は危険回避やセックスとも密接に関連することが、ドライにしかも面白く描かれる。
皮膚も身体の一部であることから、食べ...続きを読むPosted by ブクログ -
我らの生き方指南書。参考にしていきたい。
簡単なメモ
本書では、強みと弱み としている。
強み 慎重である
本質的なものを見出す
集中力 人の話を聞く 落ち着いている
弱み 緊張しやすい不安 細かいことにこだわる
鮮彩すぎる 受け身 嫌なことから逃げる 頭でっかち
自己...続きを読むPosted by ブクログ -
「内向型人間のための人生戦略大全」というタイトルの通り、内向型人間の生き方について分析し、方策を述べた本。
かなり具体的かつ実践的な部分も多数あるので、また読み返したい。
自分の理想とする人が自分のことをどう見ているか(p63)の視点は今までの私にはなかったので、勉強になった。
内向型人間...続きを読むPosted by ブクログ -
汝自身を知れ
どんな人にも、その人なりの強みや弱みがあるもんだ。
違いを受け入れるにはどうしたらいい?
順応性は知性や自制心に支えられている。
内向型人間にとって、人付き合いは自己投資。
確かに。人と関わるならインスピレーションを得たい。そうでないと、なんか色々と無駄になった気がする。自分でも気...続きを読むPosted by ブクログ -
タイトルどおり「いつも気にしすぎてしまう」方には、お勧めの一冊です!!
傷つけ合うメカニズムから傷ついた心と冷静に向き合う方法が、プロセスをおってかなり分かりやすく書かれています。
怒りに任せて自暴自棄になるのではなく、自分の感情や相手に望んでいることをしっかり見つめなおし、自分自身で感情をコン...続きを読むPosted by ブクログ -
ドイツの片田舎にある小さな町で、殺人事件が起きた。捜査に取り組むのはクルフティンガー警部。チーズ工場で働く男はなぜ殺されたのか。不器用で恐妻家、地元に根差した感性持つ警部の、生活感溢れる独白が楽しい。Posted by ブクログ
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タイトル通り私たちの体の最大の臓器である「皮膚」について解説された一冊(著者はドイツの皮膚科医のヤエル・アドラーさん)。400ページあり、皮膚の構造~一生のうちに皮膚がどのように変化していくか~日焼け対策~ボディケア~皮膚によい食べ物まで説明されおり、皮膚に関する多くの知識を吸収できる。いわゆる刺青...続きを読むPosted by ブクログ
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自分が内向型なのか外交型なのかについて、具体的な例えを用いた設問によってわかりやすく解説した本。最近内向型の人間のための本は数多くあるが、この本は比較的読みやすくわかりやすい説明ながら的確に要点を捉えているような印象があった。
内向型外向型かを知るための問いとして、あなたはストレスが溜まって充電し...続きを読むPosted by ブクログ -
ドイツののどかな田舎で起こった殺人事件を、頑固な警部が解決していくお話。
推理ものと言うよりは、登場人物人物のキャラクターが良くドタバタしたエンターテイメントな感じかな?
日本で言えば、「赤かぶ検事」みたいな親しみやすさがあるし、ドラマにしやすそう。
と思ったら、実際にちゃんと方言でドラマ化されて...続きを読むPosted by ブクログ -
腸を中心に、食べ物を目にした時からウンチが排泄されるまでのウンチク集。
■プラス
著者の文才なのか、翻訳者の文才なのか、文章がとても綺麗で流れるようで、かつユーモアもたっぷりと含まれており、クスクスと笑いながら読むことができた。弱冠25歳の方が書いたなんて末恐ろしい。また、食べ物を目にした瞬間か...続きを読むPosted by ブクログ -
ドイツのミステリ。
中年警部クルフティンガー1作目。
酪農が盛んな田舎町の警部が、困りながらも活躍します。
殺人事件など起きたこともないような町。
クルフティンガーは、ドイツのこってりした伝統料理が大好きな食いしん坊で、ドジで面倒くさがり。
しかも?恐妻家で、まだ若く見える奥さんに頭が上がらない。...続きを読むPosted by ブクログ -
内向型と外向型の違いを理解できた。
人と深い話をするのは好きだけど、大勢のパーティで雑談やうわさ話は疲れちゃう。1人の時間が必要だっていう自分自身の欲求を受けとめて、自分が快適に過ごせるように心の声を大切にしようと思えた。Posted by ブクログ