君塚直隆のレビュー一覧

  • エリザベス女王 史上最長・最強のイギリス君主
    イギリスからみた超現代史です。
    普通、歴史の新書は小難しくて読みにくいものが多い中、すっと入ってきました。
    そして、エリザベス女王、すげーっす。
  • ヨーロッパ近代史
     宗教と科学という両輪によって世界を席巻したヨーロッパをその次代を大きく動かした人物に着目して解説。
    短くまとめていながらも歴史のドラマや人々の関係を描かれており読んでいて楽しいものとなっている。
     
  • 物語 イギリスの歴史(上) 古代ブリテン島からエリザベス1世まで
    [バランス、バランス、バランス]多くの人を惹きつけるイギリスの歴史を、「王権と議会」という概念をキーワードに読み解いていく作品。なぜイギリスで議会制度が発展したのか、なぜイギリスは世界の海を統べる大国になったのかといった疑問に答えるための糧を与えてくれる一冊でもあります。著者は、オックスフォード大学...続きを読む
  • 肖像画で読み解く イギリス王室の物語
    ナポレオン戦争のときには、「戦争」はプロの軍人同士が遠い戦場で行うものと相場が決まっていた。しかし今や隣のおじさん、向こうのお兄さん、そして自らの父や夫や息子たちが、戦場で機関銃や毒ガスの餌食にされたていたのである。

    著者は中野京子の『名画で読み解くハプスブルク家12の物語』に触発されて書いたとの...続きを読む
  • 物語 イギリスの歴史(下) 清教徒・名誉革命からエリザベス2世まで
    本書は「王権と議会」を中心に据えた通史であり、下巻では清教徒革命以後を扱う。社会経済文化といった点では「イギリス史10講」や「イギリス近現代史講義」といった新書の方が詳しく、面白い。そういう意味で物語系の著作の中では、教科書的とも言える。つまり読みやすい。
    しかし、淡白ではない。「王権と議会」故に王...続きを読む
  • ヴィクトリア女王 大英帝国の“戦う女王”
    ヴィクトリア女王が19世紀イギリスにおいて
    政権や外交に対し役割を果たしたかを解説する評伝。
    読み物として非常に面白く、読みやすい。
    外交に多大な関心を示す一方で、
    彼女が「何をしなかったのか」については記載が薄いが、
    新書にそこまで求めるのは酷か。

    見方によっては明治政府や明治天皇と対比して
    ...続きを読む
  • ヴィクトリア女王 大英帝国の“戦う女王”
    ヴィクトリア女王の人生を追いながらイギリス,ヨーロッパ,それを取り囲む歴史もみることができて面白い.ヴィクトリア女王に愛着が湧いてくるところが他の歴史書と比べて読みやすくなっている要因かも.同時代の世界史を学ぶときにも,この本を読んでからだと随分とっつきやすくなるだろう.
  • ヴィクトリア女王 大英帝国の“戦う女王”
    神奈川県立外語短期大学准教授(イギリス政治外交史)の君塚直隆によるヴィクトリア女王の評伝

    【構成】
     第Ⅰ章 「暗黒時代」の女王即位
     第Ⅱ章 戦う女王への変貌
     第Ⅲ章 アルバートの死と王室の危機
     第Ⅳ章 女王から「女帝」へ
     第Ⅴ章 二大政党の確執と女王の憂鬱
     第Ⅵ章 大英帝国の女王として...続きを読む
  • 悪党たちの大英帝国(新潮選書)
    議会は戦争資金の用立てや国外で戦争してる国王の代わりに政治を行うため力をつけた。ロイドジョージの生い立ち。ヘンリー8世。国王、首相の生い立ち、歴史的背景がよくわかった
  • 悪党たちの大英帝国(新潮選書)
    よく言えば“身近”、悪く言えばカリスマ性のない
    小粒な政治家ばかり見てきているせいか、
    とても新鮮。
    スキャンダルを気にして、ひたすらクリーンを求めると
    こういう政治家は出てこない。

    メディアとの癒着の元祖、パーマストン
    戦時体制を作り上げたロイド・ジョージ、
    みずから兵士となったチャーチルなど
    ...続きを読む
  • 物語 イギリスの歴史(上) 古代ブリテン島からエリザベス1世まで
    ユーラシア大陸東西のそれぞれの端にある日本と英国。16世紀までの歴史の中で大陸からの様々な流入があった後者は国際色に富み、日本と異なるのは当然かなと思った。
    聖職者イコール宗教(キリスト業務)のみという印象があったけど、かの昔は唯一ラテン語を使えた存在で政治の中心的役割であったと知ると、欧州諸国にお...続きを読む
  • エリザベス女王 史上最長・最強のイギリス君主
    イギリスの現役君主エリザベス2世の本格評伝。
    女王の波乱に満ちた生涯を振り返りつつ、イギリス現代史や英国王室の在り方についての理解も深まった。また、コモンウェルスという存在の重要性も認識した。
    伝記として信頼に足る筆致の中にも、著者のエリザベス女王に対する愛が感じられた。
    現代において君主制を維持し...続きを読む
  • 物語 イギリスの歴史(下) 清教徒・名誉革命からエリザベス2世まで
    近代以降は登場する政治家も多く、有名どころの政治家や王族をわずかに知っているだけでは読み飛ばすしかなかった箇所も。
  • 物語 イギリスの歴史(下) 清教徒・名誉革命からエリザベス2世まで
    上巻に続いて、エリザベス一世から現代まで。流石にこの辺は、資料が豊富なので、著者の視点が表れてくる。本書は王権と議会を中心に据えているので、外交や文化、経済といったところは必要最小限にとどめられている。その点で、少しわかりにくいが、参考文献も挙げられているので、それを参考にしたい。文献にとどまらず、...続きを読む
  • ヨーロッパ近代史
    ダ・ヴィンチ、ルター、ガリレオ、ロック、ヴォルテール、ゲーテ、ダーウィン、レーニンの生きた時代を通じてヨーロッパ近代を描いた良書と思う。
    おわりに、に書かれた「秘匿性」「匿名」の無責任さ、「責任ある態度」に裏打ちされた「個人」という考え方の再認識が筆者が本書を通じていいたかったことなのだろうと考える...続きを読む
  • 立憲君主制の現在―日本人は「象徴天皇」を維持できるか―(新潮選書)
    【236冊目】「王座と王笏などという古代からの飾り物なんかやめにして、共和制にすべきである」という、有名な小説家H.G.ウェルズの引用から始まる本書。英国を中心に、現代でも存続している立憲君主制の国々を概観し、なぜ現代でも立憲君主制が生き残っているのかを筆者なりに解釈する。この年のサントリー学芸賞受...続きを読む
  • 立憲君主制の現在―日本人は「象徴天皇」を維持できるか―(新潮選書)
    本書は、21世紀の今日ではもはや「時代遅れ」と見なされることも多い、国王や女王が君臨する君主制という制度を、いまだに続けている国々の歴史と現状を検討して、「立憲君主制」が民主主義の欠点を補完するメカニズムを解き明かし、現代の日本の天皇制への示唆について考察している。特に、著者の専門とも関わって、イギ...続きを読む
  • 物語 イギリスの歴史(上) 古代ブリテン島からエリザベス1世まで
    「王権と議会」がキーワード。
    本書においては1707年5月1日にイングランドとスコットランドが「合邦」し、「グレート・ブリテン連合王国」を形成して以降のこの国を「イギリス」と呼ぶ。
  • 物語 イギリスの歴史(上) 古代ブリテン島からエリザベス1世まで
    読みやすいですが、奥深い記述という感じではないです。スタンダードに流れを掴みたいのであればおすすめ。
  • ヴィクトリア女王 大英帝国の“戦う女王”
    幾多の植民地を擁し、”太陽のの沈まない帝国”と呼ばれた大英帝国。
    その時代を経験した人は、様々な問題を抱えながらも、未来を信じる事が出来た良い時代であったと回想する事が多い。
    その繁栄の絶頂にあったイギリスの統治者であったのが、ヴィクトリア女王である。

    ヴィクトリア女王は、その生涯にわたって日記を...続きを読む