依田卓巳のレビュー一覧
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成功する練習の法則
最高の成果を引き出す42のルール
難解な書、いかに短期間で、正しい練習を行い自分のものにするかを語った書
帯に、「あらゆるスキル上達の最短距離、古い常識を捨て、最強メソッドを学べ!」とある
教育というものは、幾つものパラメータが複雑に絡まった行為との印象があり、その章が何をいいたいのかが
その章の冒頭に書いているが、難解である
一定の方向性、意味をもつ動作であるが、言語化することはむずかしく、まして、イメージ化しにくい。
観察をして
本書は、こうした、非言語化行為を、比喩であらわそうという努力がややかけているように感じました
気になったのは、以下です。
■結果 -
Posted by ブクログ
やっと読み終わりました。
読み終えるのになかなか骨の折れる本ですσ^_^;
「練習でパーフェクトになるのではない」
「練習でパーマネントになるのだ」
練習はあくまでも実践の一部を切り出して行うので完璧になることはないと思います。
ただ反復練習を繰り返すことで練習で身につけたことが自然と出るようになります。
「練習→上達」
やらないと上手くならないです。
単なる繰り返しではなく本物の練習を行えているかどうか。
問題は上達しているかどうかを見るとわかります。
「意図的に上達するための反復練習」
実戦練習とは違う反復練習を繰り返すことで身につくことがたくさんあると思います。
「成功を体感でき -
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シリコンバレーの事情通でもなかなか細部をつかめていなかったアップル社の内部事情を、丹念な取材に基づいて詳細に記した本。著者は「フォーチュン」誌の記者であり、ジャーナリスト嫌いで有名なジョブズ氏のお気に入りの記者の一人、ということらしい。本書では、数万人の社員を抱える大企業としてはとても理解できないジョブズ帝国(あるいはジョブズ教団)の内情が見事に描き出されている。本書によると、①ジョブズによって完璧に制御された組織、②徹底した秘密主義、③妥協しないで細部まで作り込まれたプロパガンダ(製品デザインと宣伝広報戦略)の3つがアップルの力の源泉だったことが分かる。やはり通常の大企業の在り様とはまるで異
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本書は「ポスト・ジョブズ」のアップルの組織の内部というモノをアップルに勤めたことのある人間に取材に取材を重ねて綴られたものです。その全貌を、元幹部・社員ら数十人の証言で初めて明らかにする貴重な記録。
本書は「ポスト・ジョブズ」のアップルの組織の内部というモノをアップルに勤めたことのある人間に取材に取材を重ねて綴られたものであると思います。通称「インフィニット・グループ」の中でどのようなことが行われているのか?シリコンバレーの企業のうちでももっとも独自な道を行き、大企業でありながらベンチャー企業さながらの動きのすることのあるアップル。
ジョブズからその「玉座」を譲られ、「オペレーションの魔術 -
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ネタバレ■はじめに:「集中」の神話を打ち破る
難しさやストレスのない、楽しい単純作業に集中しているときに、人間は最大の幸福感を得る。
オンラインでも現実の世界でも、休憩を取りながら簡単な事をして心をさまよわせていると、希少な認知リソースが補充され、リソースが増えれば集中力も生産性も上がる
不眠不休で生産性を追求できる技術を手に入れた今、もっと効率よく時間を使うべきだという声をよく耳にする。しかし私は、自分の人生経験と研究を通じて別の結論に達した。そうではなくて、私たちはむしろ「最大の幸福を実現する方法」を考えるべきなのだ。生産性の最大化のために生活を変えるという議論を、精神のバランスがとれるように生 -
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ネタバレハトマメ(鳩に豆鉄砲)なフレーズ
「ヒューマン・ハッキングの基本原則。望みのものを手に入れるために相手に影響を与えたいなら、共感力を磨くこと。自分の考えから離れて、相手が考えていることを想像し、相手の要望や信念や感情を尊重して、それらに添ったつき合いをすることを習慣にしよう」
「誠実さこそ人間関係の鍵とコメディアンのリチャード・ジェニは言った。誠実そうに見せかけることができたら、こっちのものだ。相手に影響を及ぼして望みのものを手に入れるには、もっともらしく説得力のある背景設定を考えて、会話で要求し、その設定に添った役柄をミスなく演じると効果絶大だ、言い換えれば、ターゲットに脅威を与えず、好 -
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老化のメカニズムも分かりやすかったし、それぞれの老化要因に対する科学のアプローチを知ることができた。
結論、道半ば、というか著者が提唱する生物老年学はまだ始まったばかりで課題は多いなと思った。人体は複雑系で、老化を部分的に遅らせたりすることができたとしても、体全部が健康でずっと過ごせるようなイメージは今は湧かなかった。とはいえ、課題が多いということはいくらでも進歩の余地はあり、そういう意味で楽しみに思った。
あとは、小林武彦「生物はなぜ死ぬのか」で細胞の老化が生物進化的に最適解であると言っていたのに納得していたので、老化から被るさまざまな弊害を科学の力で治療、予防していくのは果たして人のため世 -
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Posted by ブクログ
インサイドとついている通り、スティーブジョブズ時代のアップルがいかに凄まじい企業かを体験することができる。
本としてはジョブス亡き後のアップルについての評価を目的としていたようだが、そこまでは達成できず、むしろ揚げ足取り的に見えてしまうのがもったいないところだった。
以下、自分の理解のために。
・徹底した秘密主義は本当に社内政治をなくすのか?人に自身の業務を集中させるのか?
・全てはクパチーノで決める、というのは正しいやり方か?
・外部の利用方法は真似できるのか?
・google wayとapple way、すなわち数字の結果に聞くのか、自分たちの理を信じるのか、これは背反するものなのか何な -
Posted by ブクログ
顧客にとって良い会社、業績の良い会社、株主にとってよい会社、経営者にとって良い会社、従業員にとって良い会社はそれぞれ同じではない。しかし利益の出ていない会社はそのどれにもなれない。一方利益が多ければそのすべてになる訳でもない。
アップルの時価総額が世界最高となった今、アップルは良い会社であるが、誰にとって良い会社なのであろうか。本書は主として従業員や経営者にとってアップルがどういう会社なのか、という点にまつわる組織や仕事の進め方、企業文化について述べている。
アップル社が従業員に求めるものは非常に単純である。スティーブジョブスが従業員に求めていたものと同義であるのがこれまでのアップルであっ -
Posted by ブクログ
ジョブズが残した最大の遺産は最高の組織だったという文言に惹かれ手に取った。アップルという会社は今後経営スクールで取り上げられないと思われるほどに単純である。組織はプロダクト毎に形成され他部門の業務について他者は全く知り得ない。また、アップル外の取締役等の仕事は基本的に許されておらず徹底的に秘密主義が貫かれている。アップルはカリスマであるジョブズを失い現実歪曲フィールドを今後失っていってしまうかもしれない。ゆえに今までの強気な姿勢で顧客を洗脳し、ビジネスパートナーを巻き込むことが不可能になるかもしれない。しかしながら、ジョブズの死を期に更なる飛躍を遂げる可能性があると本書では述べられている。現に