井川意高のレビュー一覧

  • 熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録

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    おもしろかったー。
    3代目が会社を潰す、という、そのままの構図。

    エリートのお父さんから殴られながら勉強させられて、せっかく筑波駒場東大前中学に合格したのに。

    賭けマージャンやりまくって。

    昔は、頭の良い人って、マージャン好きな人多かった。
    東大法学部で司法試験に合格したある政治家も、3日間ぶっ続けで徹マンやり続けて飛蚊症になった、と言ってた。

    昔、先輩たちと一緒に徹マンしてたけど、計算の仕方が最後までよく分かんなかった。
    マージャンそのものは、トランプの、セブンブリッジに似てて、なんとなく徹マンに付き合えるくらいのレベルだったんだけど。ルールを詳しく知らなくても、ある程度は勝ててた。

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    2016年03月04日
  • 熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録

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    世間を騒がせたニュースだっただけに、様々な疑問も感じていたが、真実がわかりスッキリした。井川さんには是非頑張ってほしい、とエールを送りたくなりました。

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    2014年08月28日
  • 熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録

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    大王製紙の創業家一族で社長を勤めながら、個人名義でグループ子会社から総額106億円を借り入れ、カジノで使い尽くしたトンデモ社長の懺悔録。

    しかし、内容は小さい頃からの金持自慢(本人は自慢と思っていない)と、自分の次の社長の悪口と、執行猶予がつかなかった裁判への怒り、そしてギャンブル讃歌で埋められた自伝だ。反省や懺悔はほとんど感じられない。その上、この場に及んでさらにギャンブルの素晴らしさを語るのだから、本物のギャンブル依存症なのだろう。刑務所では治療されるんだろうか。

    とにかく世間からズレた発言の連発。一番のツッコミどころは、カジノにおぼれてしまったものの、経営者としては努力したし、評価さ

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    2014年08月12日
  • 熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録

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    目の前にはサラリーマンの平均生涯賃金のおよそ10人分にあたる20億円分のチップ。
    場所はアリーナベイサンズにあるカジノのVIPルーム。

    スタッフから
    「井川さん、そろそろおやめになってはどうですか。テーブルのチップは20億円もあります。」
    と声がかかる。

    20億円?
    こんなところでやめられるわけがない・・・
    私には50億の借金があるのだから・・・


    インパクト大、息詰まる雰囲気から本書は始まります。
    ティッシュのエリエールやオムツのグーンなどの製品を世に出した大王製紙。
    その大王製紙の創業一族で、5代目社長も務めた井川意高さんの著者。

    大企業の創業一族の3代目として生まれ、東大を卒業し

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    2025年08月31日
  • 熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録 増補完全版

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    読みながらツッコミが止まらない。会社のお金を横領したことに対して、著者はおそらく反省もしていないし、後悔もしていないように感じる。自身に関する報道内容に逐一ページを割いて弁明を重ねる著者。「すべて失った自分に守るものは何もない。見栄も外聞も捨てて話す。」と冒頭で述べた割には、細かい内容にまだ拘っている。

    著者の不祥事により会長を辞任した後、社長に就任した後任の人物については2ページ以上を割き、心配点を挙げている。せっかく著者が築いてきたオンリーワンの良さが埋没してしまうことを憂い、後任にはもっとこだわりを持ってもらいたいとのこと。だが、その数ページ前で著者が父から会社を継いだ際には経営方針を

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    2025年08月20日
  • 熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録 増補完全版

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    えっ、ちょっと待って!これフィクションでしょ?ギャンブルに使ってるお金の桁が、自分の想像を超えすぎてて、出だしは実話なのかフィクションなのかよくわからなかった。
    その後は、お金持ちとしての幼少期、東大、跡取りとしてのビジネスの話、芸能人との交流の話が続くのだけど、いつの間にかスルッとギャンブルでの資金繰りの話になってて、怖い。バカだなぁと思って聴いてたけど、地獄への入り口はこんな風に開いているのだろう。
    最後、何気に某政治家からの励ましに助けられる。

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    2025年08月10日
  • 東大から刑務所へ

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    ネタバレ

    刑務所によって食事の質など処遇が違うといった話が、違う場所に収監されていた同期(?)2人の対談によって見えてくるのが面白い 面会者の方が泣いてしまうというのはリアル 大企業を引き継いだ井川さんが「仕事が楽しいと思ったことは一度もない」「でも親父には申し訳ないと思ってる」というのが創業一家ならではの複雑な感情だなと 毎章の締めが井川さんの「〜ですな。」で終わるのが段々癖になってくる

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    2025年03月02日
  • 熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録 増補完全版

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    逮捕されてからの井川氏しか知らなかったので生い立ちや逮捕されるまでのストーリーが気になって読みました。大王製紙時代の話が面白かったです。

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    2025年02月27日
  • 熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録 増補完全版

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    Twitterでたびたび話題になっていた人なので読んでみることに。
    冒頭のマリーナベイサンズでの一幕は、自分自身も同じところに行ったことがあったので親近感が湧き没入することがてきた。
    ギャンブルの沼にハマる過程を描いていると思いきや、それまでの反省を描いていて意外だった。
    特に仕事の部分はとても合理的な考えを持っていて感心する部分が多かった、検察の言うとおり仕事はとてもできる方なのだと感じた。
    だが、どんなに優秀な人でもギャンブルにハマると正常な判断ができなくなるものなのだと思わされた。

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    2025年02月14日
  • 東大から刑務所へ

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    年末年始乱読5冊目

    地頭いい東大卒&有罪判決に納得してない&懲役刑経験者の2人の対談。

    2人ともすごくアグレッシブ。ホリエモンの失敗しても成功し続ければいいだけっていう姿勢はすごい。逮捕されてもロケット落としても、成功し続ければいいっていうマインドを失わないのは異能者。

    ホリエモンの「ジイサン受刑者のうんこを素手でつかめるくらいには悟りを開いた」っていうのが印象的。
    刑務所に入るなら、メシがうまいところがいいね。

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    2024年12月31日
  • 熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録 増補完全版

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    海外カジノでのギャンブルのために王子製紙子会社から100億円越えの借り入れを起こし、それをスッてみせた元会長の懺悔録。アルコール、薬物、ギャンブル、なにがしかの中毒になって身を落とした人の作る作品は全体的に好みなので手を出してみた。長距離フライトのお供としては正解。マカオのカジノのジャンケットシステムやカード現金化スキームは面白い。ただ、最もギャンブル中の高揚や興奮、失望や絶望の描写に期待していたので、そういった意味では期待外れではあった。

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    2024年11月09日
  • 熔ける 再び そして会社も失った

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    前作である程度満足しちゃったけど…まぁとりあえず読んどくか、ぐらいのテンションでしたが、出獄後の軽いエピソードも何だかんだで面白いからズルい。現会長一派によるクーデター劇の箇所はもっと面白く書けそうではあるが、凄まじい怨念は感じた。

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    2024年11月03日
  • 熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録 増補完全版

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    ネタバレ

    ギャンブル依存症はひりつきたいっていう話。

    金額の多寡でもなく、最早勝ち負けですらなく、より自分の想像力でギリギリの所で興奮と落胆を繰り返したいんだろうな、と。
    偶々、この人にとって¥10680000000が払える額だったから話が大きくなってしまっただけだろうし、収監される前の懺悔録なのでしょうがないとは思うけど、せっかくVIP待遇でカジノでそんな大金を使ったんだから、賭け事してる際の場面や心理の詳細を知りたかったのに、意外にあっさりしてたのは残念だった。

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    2024年10月20日
  • 熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録 増補完全版

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    創業家対サラリーマン叩き上げ社長の話を読みたかったが、それについては触れていない
    むしろ後任社長に対する賛辞の言葉だけが記載されている。

    あれっ と思いながら最後まで行くと、最後に大どんでん返しが!

    犯した罪を償うために、これから私は刑務所に入る。懲役4年の禊を終えた時に、新たな人生がスタートする



    いや、これ刑務所入る前かい!
    と思ってしまった。
    出所後の話や
    前述の後任社長との話は「熔ける 再び」に記載があるのかな。

    買わなきゃ

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    2024年10月07日
  • 熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録

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    自分とは全く異なる境遇の人間の半生を疑似体験できて楽しかった。選民意識とプライドの高さが随所で伺える。

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    2024年09月03日
  • 東大から刑務所へ

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    2人の東大出身かつ経営者の数奇な運命。
    「刑務所で学んだこと」を、
    毎セクションで打ち出すのは、
    若干無理を感じる笑。

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    2024年07月14日
  • 熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録 増補完全版

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    井川意高氏の言動はアレだが、やはり東大出身なので言語化する能力は大変優れてると思う。マカオのカジノでの使ったお金をキャッシュバックするシステム、通称ローリングバックなど大変興味深かった。
    一方で自分の批判相手についてネチネチと本作で書き綴っているのは少々かっこ悪いと思った。確かにそうかもしれませんが、我々読みたいのはそこじゃないですし。

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    2024年07月07日
  • 熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録

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    本人の回顧だけあって、カジノでの描写が非常に生々しくて、地獄。“「バクチをやる人間は、結局のところ皆バクチに向いていない」のだろう。皮肉なことに、「バクチやらない人間ほどバクチに向いている」のである。”という一節が身に染みる。

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    2024年06月13日
  • 熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録 増補完全版

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    読みやすく面白かった

    最後の方に、最終的には自分で返せると思って子会社からのお金を引っ張っていたと書いていたが
    そのせいでこんなになってしまったのかなぁと
    経営者として大きな金額を普段から扱っていることもあり、記号にしか思えなくなってしまったのだろうか

    勉強も仕事も、創業家に生まれたからと甘んじることなく打ち込んでいたところには尊敬の念を抱いた
    ギャンブル依存になってしまったことは勿体なく感じる

    華やかな生活と刑務所での様子のどちらもを知ることができて面白い

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    2024年06月02日
  • 熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録

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    元大王製紙会長で、カジノで会社の金、106億円すった人。
    正確ではなく、会社から借入してまですった。

    本人とギャンブルに興味がなければ、極めてつまらないかもしれない。なんせ、文章が読ませるものではないから。
    ギャンブルにハマっていった件とか、逮捕の件なんて、うとうとしてたら読み飛ばすくらい、何も触れられていない。詰まるところ、緊張感も緊迫感もドラマもない。

    しかしこれ、判決確定してから、収監されるまでの間に書かれた、ナマナマすぎる声なのだ。

    うーん。

    ギャンブルは、ハマる。賭け事は面白い。
    一般的には当然だ。
    だから、我が国は、一切の民間のギャンブルを犯罪にした上で、お上が世界一、異常

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    2024年06月01日