井川意高のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
おもしろかったー。
3代目が会社を潰す、という、そのままの構図。
エリートのお父さんから殴られながら勉強させられて、せっかく筑波駒場東大前中学に合格したのに。
賭けマージャンやりまくって。
昔は、頭の良い人って、マージャン好きな人多かった。
東大法学部で司法試験に合格したある政治家も、3日間ぶっ続けで徹マンやり続けて飛蚊症になった、と言ってた。
昔、先輩たちと一緒に徹マンしてたけど、計算の仕方が最後までよく分かんなかった。
マージャンそのものは、トランプの、セブンブリッジに似てて、なんとなく徹マンに付き合えるくらいのレベルだったんだけど。ルールを詳しく知らなくても、ある程度は勝ててた。 -
Posted by ブクログ
大王製紙の創業家一族で社長を勤めながら、個人名義でグループ子会社から総額106億円を借り入れ、カジノで使い尽くしたトンデモ社長の懺悔録。
しかし、内容は小さい頃からの金持自慢(本人は自慢と思っていない)と、自分の次の社長の悪口と、執行猶予がつかなかった裁判への怒り、そしてギャンブル讃歌で埋められた自伝だ。反省や懺悔はほとんど感じられない。その上、この場に及んでさらにギャンブルの素晴らしさを語るのだから、本物のギャンブル依存症なのだろう。刑務所では治療されるんだろうか。
とにかく世間からズレた発言の連発。一番のツッコミどころは、カジノにおぼれてしまったものの、経営者としては努力したし、評価さ -
Posted by ブクログ
目の前にはサラリーマンの平均生涯賃金のおよそ10人分にあたる20億円分のチップ。
場所はアリーナベイサンズにあるカジノのVIPルーム。
スタッフから
「井川さん、そろそろおやめになってはどうですか。テーブルのチップは20億円もあります。」
と声がかかる。
20億円?
こんなところでやめられるわけがない・・・
私には50億の借金があるのだから・・・
インパクト大、息詰まる雰囲気から本書は始まります。
ティッシュのエリエールやオムツのグーンなどの製品を世に出した大王製紙。
その大王製紙の創業一族で、5代目社長も務めた井川意高さんの著者。
大企業の創業一族の3代目として生まれ、東大を卒業し -
Posted by ブクログ
読みながらツッコミが止まらない。会社のお金を横領したことに対して、著者はおそらく反省もしていないし、後悔もしていないように感じる。自身に関する報道内容に逐一ページを割いて弁明を重ねる著者。「すべて失った自分に守るものは何もない。見栄も外聞も捨てて話す。」と冒頭で述べた割には、細かい内容にまだ拘っている。
著者の不祥事により会長を辞任した後、社長に就任した後任の人物については2ページ以上を割き、心配点を挙げている。せっかく著者が築いてきたオンリーワンの良さが埋没してしまうことを憂い、後任にはもっとこだわりを持ってもらいたいとのこと。だが、その数ページ前で著者が父から会社を継いだ際には経営方針を -
Posted by ブクログ
元大王製紙会長で、カジノで会社の金、106億円すった人。
正確ではなく、会社から借入してまですった。
本人とギャンブルに興味がなければ、極めてつまらないかもしれない。なんせ、文章が読ませるものではないから。
ギャンブルにハマっていった件とか、逮捕の件なんて、うとうとしてたら読み飛ばすくらい、何も触れられていない。詰まるところ、緊張感も緊迫感もドラマもない。
しかしこれ、判決確定してから、収監されるまでの間に書かれた、ナマナマすぎる声なのだ。
うーん。
ギャンブルは、ハマる。賭け事は面白い。
一般的には当然だ。
だから、我が国は、一切の民間のギャンブルを犯罪にした上で、お上が世界一、異常