あらすじ
【ホリエモン×カジノで106億円熔かした井川意高の壮絶な人生哲学のぶつかり合い】
すべてを失わなければ、辿り着けない強さがある!
大学在学中に起業したライブドアを時価総額8000億円企業にまで成長させながらも、
世間から「拝金主義者」のレッテルを貼られ逮捕された堀江貴文。
大王製紙創業家の長男として生まれ、幼少時代は1200坪の屋敷で過ごし、
42歳で3代目社長に就任しながらも、カジノで106億8000万円を使い込み逮捕された井川意高。
二人の元東大生が刑務所に入って初めて学んだ“人生の表と裏”“世の中の清と濁”。
東大では教えてくれない「人生を強く自由に生きる極意」を縦横無尽に語り尽くす。
○エリートが辿り着いた“ムショの教え”○
・人間の嫉妬ほど怖いものはない
・「成り上がり」は真っ先につぶされる
・裁判官の年収以上の金を動かした人間は全員悪人
・ドンペリより運動後の麦茶のほうが美味い
・くだらない愚痴を言い合えない環境ほど辛いものはない
・刑務所では前を向いてはいけない。後ろを数えろ
・すべてを失って初めて、自分らしい生き方が見つかる
・夜の独房で「死の恐怖」と戦って分かること
・どんな大恥をかいたって、すぐにみんな忘れてくれる
・結局、仕事に勝る自由はない
・シャバでついたアカは刑務所に入ってキレイに落とせ
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
テレビで見るのとは少し違う堀江氏の内面の弱い部分、苦労人だった部分が書いてあり最初から最後まで面白く読めました。井川氏の経験との比較も面白いです。
Posted by ブクログ
事件当事者側から見た、逮捕や裁判、拘置所・刑務所での生活などを対談形式で書いてある。
とても興味深く読めた。
井川・堀江両氏とも頭の回転が良く、話も上手なのだから対談が面白いわけだ。
普通に平凡な生活をしている分には知り得ない事が多数あり、面白かった。
自分の周りの誰かが獄中生活を送る事になったら何を差し入れすればいいのかよ〜く分かった(笑)
Posted by ブクログ
YOUTUBEで、井川元会長とホリエモンをよく観るので、2人の対談本を読んでみました。良くも悪くも色んな経験をされているお二人ですが、メディアから何言われようと前進するお姿に勇気をもらいました!
Posted by ブクログ
人間万事塞翁が馬。成功するまで走り続ける。後書きに残された言葉がこの本を集約している。
アップダウンの激しい人生に打ちのめされる事なく、挑戦を続ける2人の奇才に天晴れと言いたい。
Posted by ブクログ
この二人の刑務所経験者の対談はすごく楽しいものだった。東大という日本トップクラスの大学で学んだ人たちがどのような経緯で刑務所にいくことになったのかという所もすごく興味深く読めました。
出自は対照的な二人の人生観。
出自は対照的な二人。一方、元大会社の社長、元東大、元受刑者という共通点が多い二人の対談。二人の話は分かりやすくて面白い。
井川さんのは一見恵まれた出自、立場であったものの、大会社の社長という重責を担う不自由な身分。堀江さんは田舎の中で不遇な出自。持ち前のバイタリティーでのし上がる人生。二人の似たようで異なる人生観、刑務所の実態も興味深い。
話は難しくないので、すんなり読める点がオススメ。
Posted by ブクログ
東大出身で刑務所に入った2人の対談集
特捜から調べを受けるあたりのくだりが面白い。
刑務所によっても食事がおいしかったりおいしくなかったり、刑務官の当たり外れなど、いろいろあるだなと。
ムキムキというのが、無期懲役→仮釈放→無期懲役の略だというのは面白かった。
Posted by ブクログ
多くの人間は経験することがないであろう、お二人の経験した非日常がテンポよく語られており、非常に興味深く面白かったです。
あとがきに堀江さんが寄せられた、
「人間万事塞翁が馬」
「たとえひとたびつまづいて転んだとしても、人間は必ず再び立ち上がれる」
この2つの言葉がとても印象的でした。
Posted by ブクログ
初めて堀江さんの著作を手に取り、あっという間に読み終えました。「出る杭は打たれる」的な背景があったことが今更ながら感じ、堀江さんにとって不幸であったことは十分想像できるところです。また共作者である井川さんについて、裕福ですが特別な身分で出自され一般人とは異なるご苦労の中で来られたことも想像されます。小市民である私がそんなお二方の共著に感想つけることは甚だ失礼なのですが、東大と刑務所をキーワードに、長い人生のうちの僅かな時間において経験された教訓とも取れるご体験を紹介されたことは、一読者として大変興味深く感じましたので、コメントさせて戴きました。
Posted by ブクログ
対談本なので、読みやすいが、その分、体系的な内容として入ってくるものは弱かった。ホリエモンなら、ライブドア事件のこと、刑務所生活のこと、それぞれ特化した本があるので、そちらの方が学べるものは多いと思う。
笑ってしまったのは、ホリエモンが、「週刊誌の差し入れで仲良かった子が脱いでいてギョッとした」と言っていたのがあったこと。寺田有希のセミヌードのこと。その後、彼女は、YouTubeホリエモンチャンネルのアシスタントになる。
Posted by ブクログ
堀江貴文さんと井川意高さん、2人の元東大生かつ元受刑者が刑務所に収監される時期や刑務所で過ごした日々などをお互いに語った対談本。
「ライブドア事件」で逮捕された堀江貴文さんと、カジノで106億8000万円を使い込みした「大王製紙事件」で逮捕された大王製紙前会長の井川意高さん。元東大生であり、元受刑者でもある2人が事件に関する話や刑務所でどう過ごしたかなどを対談した内容が書かれています。
刑務所によって食事に当たり外れがあることや刑務所内の人間関係など、あまり知られていない刑務所に関する話は興味深いです。
Posted by ブクログ
★3.7(3.30) 2017年9月発行。東大から刑務所へ収監された二人の著者による獄中生活を比較した対談本。喜連川社会復帰促進センターに入った大王製紙の創業家3代目の井川意高氏と長野刑務所に入ったホリエモンが東京拘置所での生活、逮捕前の生活、獄中生活について対談。同じ刑務所でも食事から役務の内容、刑務所内での生活がこんなにも違うとは。それにしても106億もカジノで費やした井川氏の金銭感覚は異常ですね。それに比べるとホリエモンが何故逮捕されたのかがよくわかりませんね。獄中での生活がよくわかりました。
Posted by ブクログ
刑務所を経験した二人が、対談形式で事件から拘留までの真相が語られています。ただの対談でしかないだろうと読む前までは思っていましたが、想像以上に興味深い内容であり、読んで損はない一冊という印象。巻末でも書かれていますが、時間とともに大きな出来事も忘れられると言う言葉とともに、その記録としての価値はあるのではないかと思います。
Posted by ブクログ
タイトル通り東大を出て(堀江貴文は中退)、その後刑務所へ服役した二人の対談。
刑務所前、中、後についてそれぞれの体験を語りつくしている。
長野刑務所の飯はうまかったとか、服役中は甘いものに飢えるとか、運動後の麦茶はドンペリよりうまかった等々、経験者だから語れる内容が多く、大変面白かった。
いままで堀江貴文の本は読んだことがなかったが、これを機会に彼の他の著作も読んでみたいと思った、
一方、井川意高の「熔ける」は既読であったが、こちらは刑務所へ入るまでの事情が本人の口から詳細に語られていて、この本とセットで読むと面白さ倍増。
Posted by ブクログ
元ライブドア代表取締役社長CEO・堀江貴文さんと元大王製紙会長の井川意高さんの対談本です。タイトル通り、御二人とも東大に通われた事があり順風満帆な人生を送っていたようですが、堀江さんは証券法違反、井川さんはギャンブルでの使い込みによる特別背任により刑務所へ。堀江さんは今件については全く納得してないようですが、ある意味貴重な経験が出来たと、ポジティブな感想も述べられております。
御二人の幼少期の話等も掲載されており、なかなか面白かったです。
Posted by ブクログ
井川さんの話は全く知らなかった。刑務所に入れられることになるのも、やばいことをしたことはもちろんだが、かなり強引に調書をねつ造されたりすることもある。今の日本は美しく見えてそんなやつらばっかり。
Posted by ブクログ
世の中のトップランナーのお二人の同じ境遇の稀有な体験談。
自分がちょうど今置かれた境遇に全く通ずる内容で、勇気を貰えた。
[人間万事塞翁が馬]
たとえひとたびつまずいて転んだとしても、人間は必ず再び立ち上がれる。
これからの人生を通じて、僕もそのことを身をもって証明していきたい!
Posted by ブクログ
文字通り、東大出身(ホリエモンは中退)で刑務所に入った2人による対談集。
王子製紙の井川は使い込みで投獄された(一応返済はしたらしい)ので同情の余地はないけど、刑務所の実態を知ることができて面白かった。
Posted by ブクログ
あまり語られない刑務所の中を実際に体験した2人による対談。期待を込めて読んだがやはりとても面白かった。
刑務所内では通常では考えられない理不尽な事もあり、それから逃げる事もできない状態にも拘らず、2人の対話は明るく面白く語られていて読みやすかった。
Posted by ブクログ
刑務所によって食事の質など処遇が違うといった話が、違う場所に収監されていた同期(?)2人の対談によって見えてくるのが面白い 面会者の方が泣いてしまうというのはリアル 大企業を引き継いだ井川さんが「仕事が楽しいと思ったことは一度もない」「でも親父には申し訳ないと思ってる」というのが創業一家ならではの複雑な感情だなと 毎章の締めが井川さんの「〜ですな。」で終わるのが段々癖になってくる
Posted by ブクログ
年末年始乱読5冊目
地頭いい東大卒&有罪判決に納得してない&懲役刑経験者の2人の対談。
2人ともすごくアグレッシブ。ホリエモンの失敗しても成功し続ければいいだけっていう姿勢はすごい。逮捕されてもロケット落としても、成功し続ければいいっていうマインドを失わないのは異能者。
ホリエモンの「ジイサン受刑者のうんこを素手でつかめるくらいには悟りを開いた」っていうのが印象的。
刑務所に入るなら、メシがうまいところがいいね。
Posted by ブクログ
特捜部がホリエモンを潰したという印象に尽きる。
今のホリエモンも同じことを話していているあたり、6年経っても変わっていない。
刑務所では便所掃除を担当している姿から、いつまでも泥臭くだなと感じた。
ロケットは2010年くらいから構想しており、先見性と一貫性に圧倒される
Posted by ブクログ
不自由を強いられて、欲望を麻痺させながら、渇いた状態が続くと、自我をコントロール術を会得する。シャバに出ればまたその禁欲状態は水分を取り戻し、満足度の閾値は直ぐに上がっていく。その閾値が上下する事を体感する事で、不自由と自由を行き来する感覚を掴み、周囲や外乱に左右されぬ心根を強化できるのではないか。二人は達観しているように見える。
麦茶の話が印象的。務所内では、こんな至上の飲み物はないと思っていたが、シャバに出れば一瞬で気持ちが冷める。渇望したスニッカーズも要らなくなる。読書やダイエット、経験値と思いながら前向きに捉えてはいるが、二度と刑務所には入りたくないというのも当然の事。欲望の閾値は直ぐに上がり、上等な飯が当たり前になる。それぞれに順応した生活レベルがあって、そこそこに満足しているのが平和なのだろう。
中々聞けない刑務所内の楽しい、貴重な話だった。
Posted by ブクログ
本の帯にあるような「人生で大切なことはすべて塀の中で教わった」って、別に僕ら刑務所に入る予定のない一般人にとって、学びの本というよりは、刑務所あるあるを読める娯楽本としておもしろかった。
人生でのてっぺんもどん底も経験した二人だからこその刑務所ネタ対談は読み応えあります。
Posted by ブクログ
大王製紙の会長にまでなった男と時代の寵児と呼ばれた男のまさかの転落。東大まで出た2人がまさかの刑務所。数々の獄中話も糧にしてるのが凄いし、その後のホリエモンの活躍を見てると、人生は必ず取り返せるという気になる。
Posted by ブクログ
生まれた環境は全く違う二人が、東大から刑務所という同じ経歴を持ったため実現した対談。この二人の話を読んでると、人生は転んでもやり直せると思わせてくれる。
Posted by ブクログ
2018.6th
ホリエモンと元大王製紙会長井高氏の対談です。内容的にはホリエモンの「刑務所なう」の内容と大差ないような。
サラサラっと読めるので、週末一日分の暇つぶしには最適な本でした!
Posted by ブクログ
対談形式での本
王子製紙の創業家の息子さんもムショ暮らしだったとは知らなかった。
こういう本を書いて売るというところが、転んでもタダじゃ起きない
頭のいい人達の当時犯罪をおかしたと言われた人なのかな
内容について少し咀嚼してみると、こういう成功している人は、自分の環境を心地よくしているんだということ
刑務所での理不尽さ、閉塞された人間関係、いじめなんていうのは、もしかして実社会では自分が選び考えればそういう環境にならなくて済む可能性があること
金持ちだった時の人付き合いでムショに入ったときにいなくなった人
それら含めて本当に大事にすることは何か考えればよい
そしてどう生きて行くか
もう一度振り返ってみることを軽い対談形式で語っているようにも取れる
さらっと読めるので手に取るのもあり
Posted by ブクログ
1日で終わった。
かつての大王製紙会長の井川意高と堀江貴文の対談本。
2人に共通してることは東大に入り、刑務所に入ったこと。
井川意高氏ギャンブルの話はかなりおもしろい。w
なんせ106億8000万円熔かした人ですしね。
ガサ入れの時の話や刑務所での話、同じ東大に入るまでの2人の異なった家庭環境。