井川意高のレビュー一覧

  • 東大から刑務所へ

    購入済み

    出自は対照的な二人の人生観。

    出自は対照的な二人。一方、元大会社の社長、元東大、元受刑者という共通点が多い二人の対談。二人の話は分かりやすくて面白い。
    井川さんのは一見恵まれた出自、立場であったものの、大会社の社長という重責を担う不自由な身分。堀江さんは田舎の中で不遇な出自。持ち前のバイタリティーでのし上がる人生。二人の似たようで異なる人生観、刑務所の実態も興味深い。
    話は難しくないので、すんなり読める点がオススメ。

    #笑える #タメになる #深い

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    2023年02月26日
  • 熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録 増補完全版

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    おもしろい本だった。大王製紙の御曹司でカジノで106億円損失した人の自叙伝。とても興味深い内容だった。この本を読むまでは、この人のことを名前ぐらいしか知らなかったが、ホリエモンの友だちで今ではホリエモンのユーチューブなどにも出ている。なんとなく憎めないキャラクターというか、けっこうこの人が出ていると見入ってしまう。

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    2023年02月15日
  • 東大から刑務所へ

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    東大出身で刑務所に入った2人の対談集

    特捜から調べを受けるあたりのくだりが面白い。

    刑務所によっても食事がおいしかったりおいしくなかったり、刑務官の当たり外れなど、いろいろあるだなと。

    ムキムキというのが、無期懲役→仮釈放→無期懲役の略だというのは面白かった。

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    2022年10月02日
  • 熔ける 再び そして会社も失った

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    2022年52冊目。208ページ、累計14,475ページ。満足度★★★★☆

    一般的にはバカラ(賭博)の箇所に注目・興味を抱く人が多いかと思うが、元金融機関の人間として「個人的」にクーデター劇の箇所が非常に興味深く読めた。

    後半の親子の愛情を描く部分は、非常にクールな印象の著者だけに、意外感もあるが、少しほろっとする。

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    2022年09月04日
  • 東大から刑務所へ

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    多くの人間は経験することがないであろう、お二人の経験した非日常がテンポよく語られており、非常に興味深く面白かったです。
    あとがきに堀江さんが寄せられた、
    「人間万事塞翁が馬」
    「たとえひとたびつまづいて転んだとしても、人間は必ず再び立ち上がれる」
    この2つの言葉がとても印象的でした。

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    2022年08月14日
  • 熔ける 再び そして会社も失った

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    ネタバレ

    この本の最後は、安倍元総理とのエピソードで締めくくられている。2022年7月8日、その安倍元総理も理不尽な形でこの世から去った。
    本が出版された時点では、こんなことが起きるとは思ってもみなかったと思うが、人生が激しければ激しいほど、その終幕は静かなのかな・・・。

    特に後半、色々考えさせられる良書でした。

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    2022年07月18日
  • 東大から刑務所へ

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    初めて堀江さんの著作を手に取り、あっという間に読み終えました。「出る杭は打たれる」的な背景があったことが今更ながら感じ、堀江さんにとって不幸であったことは十分想像できるところです。また共作者である井川さんについて、裕福ですが特別な身分で出自され一般人とは異なるご苦労の中で来られたことも想像されます。小市民である私がそんなお二方の共著に感想つけることは甚だ失礼なのですが、東大と刑務所をキーワードに、長い人生のうちの僅かな時間において経験された教訓とも取れるご体験を紹介されたことは、一読者として大変興味深く感じましたので、コメントさせて戴きました。

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    2021年08月13日
  • 東大から刑務所へ

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    ネタバレ

    対談本なので、読みやすいが、その分、体系的な内容として入ってくるものは弱かった。ホリエモンなら、ライブドア事件のこと、刑務所生活のこと、それぞれ特化した本があるので、そちらの方が学べるものは多いと思う。
    笑ってしまったのは、ホリエモンが、「週刊誌の差し入れで仲良かった子が脱いでいてギョッとした」と言っていたのがあったこと。寺田有希のセミヌードのこと。その後、彼女は、YouTubeホリエモンチャンネルのアシスタントになる。

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    2020年04月20日
  • 東大から刑務所へ

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    堀江貴文さんと井川意高さん、2人の元東大生かつ元受刑者が刑務所に収監される時期や刑務所で過ごした日々などをお互いに語った対談本。

    「ライブドア事件」で逮捕された堀江貴文さんと、カジノで106億8000万円を使い込みした「大王製紙事件」で逮捕された大王製紙前会長の井川意高さん。元東大生であり、元受刑者でもある2人が事件に関する話や刑務所でどう過ごしたかなどを対談した内容が書かれています。

    刑務所によって食事に当たり外れがあることや刑務所内の人間関係など、あまり知られていない刑務所に関する話は興味深いです。

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    2019年02月11日
  • 東大から刑務所へ

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    ★3.7(3.30) 2017年9月発行。東大から刑務所へ収監された二人の著者による獄中生活を比較した対談本。喜連川社会復帰促進センターに入った大王製紙の創業家3代目の井川意高氏と長野刑務所に入ったホリエモンが東京拘置所での生活、逮捕前の生活、獄中生活について対談。同じ刑務所でも食事から役務の内容、刑務所内での生活がこんなにも違うとは。それにしても106億もカジノで費やした井川氏の金銭感覚は異常ですね。それに比べるとホリエモンが何故逮捕されたのかがよくわかりませんね。獄中での生活がよくわかりました。

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    2019年01月05日
  • 東大から刑務所へ

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    刑務所を経験した二人が、対談形式で事件から拘留までの真相が語られています。ただの対談でしかないだろうと読む前までは思っていましたが、想像以上に興味深い内容であり、読んで損はない一冊という印象。巻末でも書かれていますが、時間とともに大きな出来事も忘れられると言う言葉とともに、その記録としての価値はあるのではないかと思います。

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    2018年12月16日
  • 東大から刑務所へ

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    タイトル通り東大を出て(堀江貴文は中退)、その後刑務所へ服役した二人の対談。
    刑務所前、中、後についてそれぞれの体験を語りつくしている。
    長野刑務所の飯はうまかったとか、服役中は甘いものに飢えるとか、運動後の麦茶はドンペリよりうまかった等々、経験者だから語れる内容が多く、大変面白かった。
    いままで堀江貴文の本は読んだことがなかったが、これを機会に彼の他の著作も読んでみたいと思った、
    一方、井川意高の「熔ける」は既読であったが、こちらは刑務所へ入るまでの事情が本人の口から詳細に語られていて、この本とセットで読むと面白さ倍増。

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    2018年10月13日
  • 東大から刑務所へ

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    元ライブドア代表取締役社長CEO・堀江貴文さんと元大王製紙会長の井川意高さんの対談本です。タイトル通り、御二人とも東大に通われた事があり順風満帆な人生を送っていたようですが、堀江さんは証券法違反、井川さんはギャンブルでの使い込みによる特別背任により刑務所へ。堀江さんは今件については全く納得してないようですが、ある意味貴重な経験が出来たと、ポジティブな感想も述べられております。
    御二人の幼少期の話等も掲載されており、なかなか面白かったです。

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    2018年10月07日
  • 東大から刑務所へ

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    井川さんの話は全く知らなかった。刑務所に入れられることになるのも、やばいことをしたことはもちろんだが、かなり強引に調書をねつ造されたりすることもある。今の日本は美しく見えてそんなやつらばっかり。

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    2018年04月15日
  • 東大から刑務所へ

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    ネタバレ

    世の中のトップランナーのお二人の同じ境遇の稀有な体験談。
    自分がちょうど今置かれた境遇に全く通ずる内容で、勇気を貰えた。
    [人間万事塞翁が馬]

    たとえひとたびつまずいて転んだとしても、人間は必ず再び立ち上がれる。
    これからの人生を通じて、僕もそのことを身をもって証明していきたい!

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    2018年03月21日
  • 東大から刑務所へ

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    文字通り、東大出身(ホリエモンは中退)で刑務所に入った2人による対談集。

    王子製紙の井川は使い込みで投獄された(一応返済はしたらしい)ので同情の余地はないけど、刑務所の実態を知ることができて面白かった。

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    2018年02月09日
  • 東大から刑務所へ

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    あまり語られない刑務所の中を実際に体験した2人による対談。期待を込めて読んだがやはりとても面白かった。
    刑務所内では通常では考えられない理不尽な事もあり、それから逃げる事もできない状態にも拘らず、2人の対話は明るく面白く語られていて読みやすかった。

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    2018年01月23日
  • 熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録

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    自身のカジノでのギャンブル資金の融通のため、総額106億円を超える巨額の不正融資を自身が会長勤める会社の子会社から引出し、特別背任で有罪、執行猶予なしの懲役4年実刑が確定した著者の手記。
    本人自身の執筆なので、どこまで真実が記載されているのかはちょっとわからないが、少なくとも甘やかされて育った単なる金持ちのボンボンによる事件ではなかったようでである。
    途中にある、芸能人、財界人とのつきあいの模様も、カジノ問題と直接は関係ないが、面白い。
    また、終わりの方で、ノンフィクション作家の佐野眞一氏の本事件の記事内容があまりにでたらめだとして、解説を付けて反論しているところも興味深く、たとえ有名作家の取

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    2017年08月26日
  • 熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録

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    GOONを使うようになってから、大王製紙って会社を認識するようになってそんな時に出会った本。
    グループ会社の余剰資金にまで手を出しカジノにのめり込んでいく様は一体どんなだったのか、何がそうさせたのか興味があった。
    つまるところ、井川さんはギャンブル好きだったのだろう。ギャンブルに依存するだけの要素を持ち合わせていた。誰もが抜け出せなくなるほどのめり込むなんてわかってたらギャンブルに手をつけるわけない。

    中盤に出てくる芸能ネタは面白かった。

    井川さんがシャバに出てからのこれからが楽しみである。

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    2017年06月10日
  • 熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録

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    カジノで会社のお金を使った大王製紙元会長の著書。内容的には自身がどのように育ち、会社でどのような実績を残したかを振り返り、カジノへ傾斜する経緯、交遊録など、普通の人が経験しない人生を垣間見れて興味深かった。

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    2015年11月09日