【感想・ネタバレ】熔ける 再び そして会社も失ったのレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2023年09月10日

大王製紙会長の、辞任、逮捕、会社のクーデターなど。とても読みやすい。

東京大学から数千億円規模の会社の会長になってからの、辞任、逮捕でも、そこまで悲観せず、その場その場でいい面を見つけているのがすごいと思う。

0

Posted by ブクログ 2024年03月19日

「溶ける」が面白かったのでこちらも拝読。
出所後もカジノに行き、刑務所の中で購入したフェラーリをバカラの種銭として売却するエピソードのほかに、父親とのこと、大王製紙のクーデターなど、読み応えがありました。「溶ける」にあった政治家とのエピソードは誰だったかも判明。

0

Posted by ブクログ 2023年10月19日

前作が入獄するまでの執筆であったのに対し、本書は刑期を終えた後なので、獄中の様子、出獄後の生活、そして父のことや会社のことが書かれている。特に晩年の父との関係は、人間ドラマとしても心に響く。
本書でのもう1つの特徴は、大王製紙における井川家追放の舞台裏を生々しく描いていることで、これは、亡き父高雄の...続きを読む新社長に対する怨念を受けて、著者が実名でありったけのことを書いていて、暴露本的な面白さもある。
それにしても、獄中からフェラーリの限定モデルを注文するとか、やることが桁外れで驚かされる。

0

Posted by ブクログ 2023年03月27日

 騒動当時の壮絶な内部を暴露した前作の続きのみではなく、亡くなった父への想いを語ったしんみりくる章もあり人間臭さがいいアクセントになっている一冊でした。
 性懲りも無く再びバカラに行っていたのはさすがだし、破滅を厭わない張り方をしてこそギャンブラーという考えにはどうしようもないバカだと思いつつ賛同し...続きを読むかできませんが、金持ちだからそれがキャラで活きるのであって、一般市民はお金の破滅と足並み揃えて交友関係が破滅し、人生何も得ず終わりになりそうな気がします。
 だだ、人生の幸不幸のプラマイは0であっても、+1-1=0と+1万-1万=0では後者の方が生き応えのある人生なのは間違いない。

0

Posted by ブクログ 2023年03月11日

前作『溶ける』が面白く、その続編も購読しましたが、やはり面白かったです。
井川さんの人生は、普段我々が経験できないことばかりで、こんな世界があるんだと改めて思いました。ハマるときはとことんハマり、そしてまた次の関心に移る井川さんの性格が子ども時代の切手収集や釣りなどから脈々と続いていることも分かり、...続きを読む興味深かったです。
特に好きなのが、5章の暴君でした。父高雄氏を恐れながらも尊敬し、様々な事件がありながらも、強い絆で繋がっている父と子の関係性は凄いと思いました。

0

Posted by ブクログ 2023年03月01日

前作「熔ける」がおもしろかったので、その続編ともいえるこの本を読んだ。これも前作同様おもしろかった。前作が収監前。今作は収監後に書かれているので、収監の様子やその後の大王製紙がどうなっているのかを、著者の視点から書かれている。この著者のことはよく知らないが、どうも憎めないので、読み手としてもこの著者...続きを読む寄りになってしまう部分はある。しかし一方で、井川家を追放した現経営陣側の見解も知りたいと思った。辣腕編集者箕輪氏が手掛けているだけあり、とても興味深いものだった。

0

Posted by ブクログ 2022年09月04日

2022年52冊目。208ページ、累計14,475ページ。満足度★★★★☆

一般的にはバカラ(賭博)の箇所に注目・興味を抱く人が多いかと思うが、元金融機関の人間として「個人的」にクーデター劇の箇所が非常に興味深く読めた。

後半の親子の愛情を描く部分は、非常にクールな印象の著者だけに、意外感もある...続きを読むが、少しほろっとする。

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年07月18日

この本の最後は、安倍元総理とのエピソードで締めくくられている。2022年7月8日、その安倍元総理も理不尽な形でこの世から去った。
本が出版された時点では、こんなことが起きるとは思ってもみなかったと思うが、人生が激しければ激しいほど、その終幕は静かなのかな・・・。

特に後半、色々考えさせられる良書で...続きを読むした。

0

Posted by ブクログ 2024年04月08日

井川意高氏の達観したとも諦念したとも言える人柄は嫌いではないのだが、しかし、ギャンブルに取り憑かれて会社を騒動に巻き込み、そこにつけ込まれてクーデターを起こされ、その相手を出版本で論う程には、やはり下劣である。しかし、何故かファン精神を擽るのは、一つには、私自身が全く被害者ではないからだ。更に言えば...続きを読む、同氏の居直りに哲学を感じる事、漫画のように娯楽性のあるドラマを見せてくれる事、もしかしたら依存症は病気だから仕方ないかもと、ちょっとだけ同情してしまうからかも知れない。

シンガポールのマリーナベイサンズ、マカオのウィンマカオ。韓国のウォーカーヒル。最もチープなウォーカーヒルで出所後もギャンブルに溺れる。しかも、バカラではない賭博、他人の賭け方を否定する始末。自らの美意識の中で、デカダンスを気取る。特権階級の蕩尽。

ー 生まれ生まれ生まれ生まれて生のはじめに暗く、死に死に死に死んで死の終わりに冥し

刑務所では、忙しない社会生活から隔絶される事で学び直しができ、それはそれで有意義な時間だったという。同じ事は佐藤優も堀江貴文も言っていた。すべき事がないという事は、それだけ集中力を高める事になるのだろう。その間に得たか、それ以前のものか、引用される言葉が響く。

0

Posted by ブクログ 2023年08月30日

 溶けるはとても良かったのだが、その後のことを書いたこの本は出さなかった方が良かったかもしれない。確かに会社を乗っ取った奴らは汚いのだが、それが現実なのだから、言っても仕方がない。恩知らずがのさばるのが、歴史の真実なのだから

0

Posted by ブクログ 2023年02月28日

前作『熔ける』の続きーい!仮釈放で韓国行ってバカラで4,000万円溶かしてるぅー!井川さんサイコー!
井川家パージの件も面白い。正に半沢直樹の世界ですね。付き抜けた漢の人生は面白い。それにもまして父親である大王製紙中興の祖井川高雄氏の面白いこと。こんな親父は嫌ですが…

井川さん、これからももっとも...続きを読むっと熔かしまくって、我々庶民を楽しませてください。
レベルが違い過ぎて全く参考になりませんが、勉強させていただきます!

0

Posted by ブクログ 2023年02月01日

井川家の系譜を辿るエッセイ。創業家の追い出しはコンプライアンス重視のこの時代会社を守るためにやむを得ないことと思う。そもそも自分が蒔いた種だし、そこを恨んでもしょうがない。本としては面白い。

0

Posted by ブクログ 2022年09月18日

前作よりは楽しめず。

ホリエモン、箕輪厚介、見城社長など幻冬者界隈の人たちとの交友が書かれてあったのが、あまり親近感を持てず…。

0

Posted by ブクログ 2022年09月10日

本当に著者は莫迦な人だな。ギャンブルで108億円余りもの現金を使い果たし、それでも余り反省もしていないしそれが自分の生き様だなぞとうそぶいて。大王製紙の社長を続けられるわけがない。親の心を知った時はすでに後の祭りだな。

0

「ノンフィクション」ランキング